和田憲幸のブログ

札幌市南区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(38歳)のブログです。

変化を目的にすべきではない

今回の参院選、与党勝利の印象が強いですが私はもっと野合が大惨敗してもよかったと思っている。だからむしろ野合は健闘したんじゃないかなと。それがちょっと怖い。

2016-07-12 03:43:59
入力時間 / 15:06

既定路線通り自民党が勝ちましたね。もっと大勝になるかなと思いましたが、よくあんなんで票集まりますよね野合の集。打倒アベ!とか言ってる連中に票を入れようと思う人々の心情がわからないので考えてみた。

閉塞感から変化を渇望している

のではないかなと。今、世界的に主に先進国に蔓延するなんとも言えない閉塞感。どの国も雇用・経済成長や高齢化・福祉に対して様々な問題を抱えている。こういうモヤモヤっとした空気を打開したい!と願う気持ちが変化を求めるんじゃないかなと。しかもその求める変化は性急な変化。変革のようなものを多くの人は求めつつあるのではないか。

そのよい例がイギリスのEU離脱や米のトランプ人気に現れているんじゃないかなと私は思います。「今のままじゃ駄目だ!なんか変化しないと!」みたいなフワッとした感じ。アベのままじゃダメだ!みたいな。変化すること自体が目的になってると思うんですよね。アベ政権を打倒することが目的!って言っちゃってますしね野合は。おまえら日本を良くするための政治家なんじゃないんかい。

かつてアップルのジョナサン・アイブは「他と違ったこと・新しく見えることを目標とする。それはまったく間違った目標だと思う。」と言いました。そして「製品は純粋により良いものでなければならない」とも。変化・変革・革新は目的を達成するための手段であって目的そのものであってはならないと思うんですよ。

イギリスをEU離脱に導いたファラージ党首は政治の世界に身を置いているのは英国をEUから離脱させるためだと言ってEU離脱決定後に辞任しちゃいました。自民党への閉塞感から民主党が与党になった日本は氷河期でした。ようは変化自体を目的としている人にはその変化の先にあるヴィジョンなんて無いんですよ。

これは政治でも社会でも企業でも製品でも同じですよね。Windows10の例もそうですけど消費者を置いてけぼりで変化を押し付けられても困ります。

変化はわかりやすいけれど、本当に大切なのは変化そのものではなくって変化の先に何があるか、それをしっかり現実的に見据えているかだと私は思います。というような政治家が増えてくれたらいいなぁと今回の選挙で思いました。

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