LegacyWebCMS構想
LegacyなWebサイトをHTML5で作るためのCMSが「LegacyWebCMS」だ。
2013-08-20 01:20:23
入力時間 / 10:27
先ほどのエントリに書いたようなCMSのUIはこんな感じかな。基本的にHTMLタグを打つことには変わりないんだけど、これってCMSって呼んでいいのかな?というツッコミはなしで。
イメージ的にはWPやMTなどの業務で使われるCMSと逆転の発想。HTML学習用CMSと言い換えてもいいな。「Webデザイナー」を志す人にとって難易度の高い障壁はHTMLタグでありアンカーでありFTPだ。それはビルダーを使っていても同じことで、そんなような質問・相談を過去多く受けたのでまず間違いないだろう。
しかし、HTML自体は実はとっても単純で極めて純粋。HTMLを書くということはWYSIWYGを使うよりも楽しく面白い事を私は多くの人に知ってほしいと願ってやまない。WYSIWYGなんて犬も喰わない、と私は考えているためだ。であれば、その問題となる障壁のみを取り除いて純粋に表現するためのHTMLを書くことだけに特化すれば、かつて個人ホームページが跋扈した時代のように自由なキャンパスがWeb上に開けるのでは?と私は思うんだけどどうだ。
MacのiWebを使った時に目からうろこが落ちたのは、初心者が躓くアンカーの扱いをオートメーションで行っていたことが大きい。それは即ちドキュメントを作成すればnavに自動的に追加されるという単純な仕組みだ。なんかこう便利になりすぎて、かえって自由度が狭まっている現在のCMSとは異なったアマチュアっぽいCMSになったら面白そうですよね。
そしてこの根底にあるのは、私の考える「ピュアHTMLコーディング」という思想と無関係ではなかったりする。商業的に売れるものにはならないだろうけど、HTMLの楽しさとか面白さとか奥の深さを知ってもらうための教材にはなりそうかな?
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