和田憲幸のブログ

私の描いた絵をご覧になったことが無い方はぜひこちらをご覧ください。幼稚園児～小学生レベルの絵ですいません。本当に小さい頃から絵を書くのが苦手でしてねぇ・・・。ほんと絵が描けないんです。

そんな私が絵のようなものを描かなくてはならない時、とりあえず私はトレースします。もちろんそれをそのまま使うことはありません。とりあえず準備としてトレースするのです。不思議なもんで、トレースするとその絵（又は写真）がどういうものかを理解する事ができるんです。これは不思議ですよね。

で、トレースした後にそのトレースを参考に自分なりにもう一度描いてみる。私はタブレットや手書きが苦手なのでイラストレーターのペンツールでパスを書きます。色付けは自分の好みですね。

私はグラフィック分野には特に思い入れも矜持も持ちあわせていません。なのでなんの躊躇いもなくパクる事ができる。もちろんパクッたものをそのまま！というのはしませんけどね。

パクる事は駄目じゃない！

と思っている。というかそう思わせて。「サルでも描けるまんが教室」にもそう書いてあったからたぶん間違いはないと思うが。パクッたものをそのまま使うのはアレだけど、パクッて一度自分で吸收したものを、自分の独自性を付け加えて再構築するのは模倣じゃないと私は勝手に解釈している。兎にも角にも一度パクッてトレースするというのはとても勉強になるのだ！

自分の分野ではパクらない！

転じてプログラムの分野ではパクらない！というよりそもそも他人の書いたソースは見ない（API等のexampleを除く）！他人のソースを見ると先入観が生まれる気がするから。ことプログラムに関しては「かくあるべきだ」という意識を持ちたくないという無駄な矜持がある。なのでロジックを推測する程度までで、解析はしない。

パクるコトとパクらないコトってありますよね。パクるというと言葉は悪いですが「すべての創造は模倣から出発する」という言葉にもある通り「模倣してみる」というのは何かを学ぶ上でとても大切な事だと思います。なので臆面も無く模倣すれば良いと思う。大切なのはそれをそのまま世の中に放出しないモラルと矜持なんじゃないかなと。