和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

人生のちょっとした真理

マリじゃないよ真理だよ。人生、いろんなとこに真理って潜んでますよね。

2011-04-23 23:29:35
入力時間 / 20:31

真理と言うと大げさですけどね。私の価値観をブリッと変えるような出来事は案外ごく身近にあったりして、そういう真理に触れる事はとてもオモシロイというか価値のあるものですよね。ということで、私が知り得た真理のキッカケをここに残そう。

タッチョンパ

私の家庭ではテレビのリモコンの事を「タッチョンパ」と呼んでいました。「タッチョンパ取って~」というように使うわけですが、友人の家に言ったとき「タッチョンパ取って」って言ったら意味が通じなかったんですね。どうやら一般的な家庭では「リモコン」と言うようで。小学校3~4年の頃だったかな。私はとにかくビックリした。私がタッチョンパだと思っていたものは世間一般ではリモコンだったのだ。私は雷に打たれた。私の認識している言葉の価値と世間一般の認識している言葉の価値が全く別なものを指し示していたのだ!これはきっと私の家族という小さなコミュニティの中のみで通用する「常識」だったわけだが、さらにその先にある世界ではその「常識」は異なるものだった。私はとてもビックリした!言葉っていい加減なんだなと思った。

パンツとお風呂とウンコの話

高校で寮生活を送ることになり、ここでもまた衝撃を受けた。どうやら多くの人は「一日に一度ウンコをする」らしいということだ。私は1週間に1~2度程度しかウンコをしていなかった。そしてパンツを毎日取り替えるということを私は高校生にしてはじめて知った。多くの人はお風呂に毎日入り、そしてパンツを毎日取り替えるらしい。

私はというと、パンツとお風呂は2~3日に1回程度だった。またしても雷に打たれた。和田憲幸の持っている「普通」の振る舞いは決して多数派ではなく、少数派の振る舞いだったようだ。すごいビックリした。私は自分が不潔なんだなと思った。

どれだけ論理的でも伝わらない

社会人になり会社の同僚からマルチ商法に誘われた。私は持てる言葉の限りを尽くしてマルチ商法を止めるように頑張って訴えたがまったく聞き入れてもらえなかった。札幌市の人口は200万人足らずだが、単純に考えても10~20番目の子供ができるくらいで札幌市の全人口に達する。馬鹿げている理屈だということは子供にだってわかる。それを頑張って説明したけど伝わらなかった。私はそこで思った。どれだけ正しいことを論理的に訴えたところで決して伝わらない場合がある。そういうことに情熱を費やすのは無駄だし、伝わらないことをとやかく考えるのも無駄だと。

そういう回答をされるとは思わなかった

これは今年一番楽しかった思い出のひとつなのですが。ある日、電話がかかってきたんですよ。
「メールフォームを海外のサーバで動くように改修してほしい」
と言われたので
「有料になりますがそれでもよければ」
と回答したんですよ。すると返ってきた答えが
「そういう回答をされるとは思わなかった」と。

いやいやいや(笑)私の方こそそういう回答が返ってくると思わなかったわ(笑)
でまぁアレコレ10~20分程、平行線の話をしたわけですが私はびっくりしました。そして相手の方もビックリしてました。人生は不思議がいっぱいだな!と思うと同時に、自分が正しいと感じている事が必ずしも不特定多数の人間が正しいと感じるわけではないし、その逆もまた然りなんだなという真理に触れた気がしました。

と、いうことで人生のちょっとした出来事の中にいろんな真理が隠れている。
そういった真理に触れることが楽しいというか、人生の醍醐味なのかもしれませんね。

人と人とは決して相容れない。多くの出来事から私が学んだ事のひとつです。

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P.820

かずやつさん
そうですね。

だからこそ、理解し合える人がいたら、その人は貴重な存在になりますね。2011-04-24 04:35:56
和田
>かずやつさま
あたしは理解し合える人なんてこの世に存在せんと思いますよ!2011-04-25 06:50:43