和田憲幸のブログ

赤ちゃんのころはうんこでるだけで褒められる時期もありますが、大人になるに連れてうんこしても誰からも褒められないようになります。いや、当たり前の話ですが。

しかし、「うんこをする」という行動は生命活動や健康を維持する上で非常に価値の高い行動であることに否定の余地はありません。にもかかわらず誰からも、おそらくは自分からも評価されない行動だと思うんです。

例えば「いいうんこをしたら報酬がもらえる」とするならどうでしょう。おそらくは報酬を得るために、より品質の高いうんこを生産するための方法を多くの人が模索すると思うのです。そして品質の高いうんこは自身の健康や活動に大きく結びついているのです。

とてもうまく説明できている気がしないのですが、一見すると無価値な行動でも、その積み重ねによって未来に得られる何かがある場合、その無価値な行動に対して即時的な報酬を結びつける事で、その行動に対してより能動的になれるんじゃないか、ということを思ったのです。

今回の例はうんこですが、人生ってそういう一見すると即時的に無価値な行動の総和だと思うんですよ。今は価値がなくても、その累積によって価値が飛躍的に高くなることが多いと思うのです。例えば努力なんかも。

即時的に価値を持たなくても、将来的に価値を持つ行動を、より能動的にとれるようにするために、即時的な報酬を付与する、というアプローチはありだと思うんですよね。

ということで、私はとりあえずうんこをするたびに、自分にポイントが加算されるシステムを作っています。