ポケモンGoとゲーミフィケーション
立て続けにポケモンGoの話題ですが、うつ病などの精神病の改善や引きこもりが家から出た(知らんがな)など、いろいろと良い面も取り沙汰されていますよね。ポケモン自体ゲームですが、これはある種の生活の質をゲーミフィケーションによって改善してるとも言えるのではないかな。
2016-07-29 00:40:57
入力時間 / 10:50
出不精だったり運動不足の人がポケモン欲しさに歩く。それってひとつのゲーミフィケーションと言えますよね。逆に言えば位置情報ゲームという題材はゲーミフィケーションとの相性が良いのではないかな。
イングレスは場所取りがメインだったが、ポケモンは収集の要素が付いた。集めるのがポケモンだから耳目を集めたのであって、例えばこれが昆虫・動植物であれば恐らくここまで話題にはならなかっただろう。
でも、ポケモンGoと同じ仕組みで昆虫や動植物を集めることができるゲームがあったら、きっとPTAや親御さん的には推奨したくなるんじゃないだろうか。今時の子どもが虫取りなんてやるかどうか私にはわからないが、位置情報ゲームやARにはそういった可能性がある。ポケモンGoはその可能性を示したのではないかなと私は思う。
もちろんARで昆虫採集するゲームが流行るとは到底思えないが、ムシキングが流行るくらいだからムシキングGoが出たらひょっとすると流行るかもしれない。
何をもって楽しいとするか、楽しいことから何を学ぶか。ゲーミフィケーションの肝はやっぱり「楽しいこと」なんですよね。Googleや任天堂などの大きな企業で、娯楽としてのゲームから教育としても活用できるゲームを出してほしいですね。
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