利益はどこから
ソフトバンクが「iPhone5残債無料キャンペーン」を開始するそうです。
2014-06-30 15:07:53
入力時間 / 08:40
残債無料とはまた太っ腹ですな!とはいえ16ヶ月以上契約している人限定なので8ヶ月分の割賦割金額が帳消しになるだけっぽいですが、それでも機種代の1/3をソフトバンクが負担してくれるということになるわけだから太っ腹です。
そこで私クラスの猜疑心の塊はふと疑問に思うのです。それで利益得られるの?と。無論利益が得られる(というかもう利益が出ている)からそういったキャンペーンが打てるわけでしょうが。
他社から乗り換えで70,000円キャッシュバック!
とかよく見ますよね。70,000円貰えたらうれしいよそりゃ!でも不思議なのはその拠出です。どこから70,000円出てくるんだろう、と。「キャッシュバック」だとか「大還元」だとか、のたまう業者は数多とありますが、そういう業者って基本的に信用ならないと私は思っています。だって不道徳じゃないか。公平じゃないじゃないか。
携帯電話業界は特に異常だけれど、ポイント還元とかキャッシュバックとか、そういった心理的な部分に訴えかけるマーケティング手法は嫌いだな。還元するくらいなら最初からそうすればよいのだ。どこかで大きな利益が出ているから、そういった戦略が打てるわけだろう。いや、利益を出すなって話ではないけれど、消費者に対して待遇に優劣をつけるようなのはなんか好かん。
「ただより高いものはない」なんて言葉がありますが、今の時代は「キャッシュバックより高いものはない」と言い換えても良さそうなもんですね。テレホンショッピングの「今なら同じ商品が2個ついてくる!」もそうですが、1個でいいし、特定の人にキャッシュバックするならみんなの分をその分安くできないものなのかな~と思います。
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