良い客なのか
私は良い客なのか。自身に問いかけてみる。という話。
2011-12-12 19:56:09
入力時間 / 11:50
いつ頃からかは忘れたが私自身が客という立場の場合、自身が「良い客」として適切に振る舞うことを意識するようになった。今回のお話はあたしの好感度上昇まちがいなし!
私は「お客様は神様」という考え方が好きではない。お客様と商品又はサービス提供者の立ち位置は五分五分か、もしくはサービス提供者側が上だと考えているためだ。消費者は商品やサービスを提供してもらっているのであって、「金を払ってやってる」ということとは少し違うと思うのよね。とはいえ、至らない相手に対しては激昂を禁じ得ないが・・・。
で、私はとても良質なお客様に恵まれている今、果たして自分自身が誰かに対して良質な客と認識されるに足る存在かを問いかけるようになったわけです。これはある意味では自分のためであり、またひいては社会のためという事で。
たった一言に救われる
本当に些細なことに救われる事が私はあった。例えば一言「ありがとう」と言われるだけで「この仕事をやっててよかった!」と感じる事が私には過去に何度もあった。言うなればこの気持ちを私も誰かに与えたいと言うことなんだけどね。私が良質な客であれば提供者に対して金銭以外の何かを、例えば「やり甲斐」だとか「誇り」だとか、そういったものを与える事ができるんじゃないかと考えるに至ったわけです。ようは気持ちよく働くひとつの要素に客としてなれたらなって。
私自身が本当にお客様に恵まれて、気持よく働かせてもらっている。気持よく働いているから仕事も好きだし、自分の仕事に誇りも持っている。であれば、この思考を客として持てば世の中もっともっと良くなるんじゃないかなって思うんです。飲食店で会計の時に「とても美味しかったです」と一言添えるだけで、客という立ち位置から提供者を支援できるんじゃないかって。
いまはまだ「お客様は神様」みたいな風潮が強いけど、そうじゃなく提供者も提供を受ける側も互いに尊敬しあい、ちゃんと価値を評価しあえば社会ってもっとステキになると思うんだ。私が私に「良い客なのか」と問うのはそういう事なんです。
まぁこれで私の好感度があがったことだろう。むふ。
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