和田憲幸のブログ

結構前からずっと考えてたけど、たぶん作らないだろうなと思うけど、一応ネタとして書いておこう。

人間の記憶はすごく曖昧。私は小中高の思い出を語れと言われてもパッと想い出すことはできない。でも時として何かしらのキッカケを与えられた時にリレーション（関連）した記憶が走馬灯のように蘇る瞬間がある。平たく言うとその想起を促すためのアプリだ。

人間は情報単体を記憶することはできない。必ず何か関連する事象とセットで記録される。なので、その関連する何かを辿っていくと自分自身が憶えていない記憶をサルベージすることができると思うんだ。つい先日も「鳥山明→ドラゴンボール→超サイヤ人伝説→強襲サイヤ人→悟空伝→神龍の謎」みたいな想起があって、懐かしいなぁと感慨にひたったばかりである。

つくる目的は単純で、記憶を発掘するとオモシロイから。そして情報爆発以後の世界に置いては、それらの記憶に関する情報がソーシャルにまとめることもできるし、他の人の記憶とリレーションすることも容易だろうから。つまり、いまはソーシャルによって現在進行形で構築されている地球の記憶の情報爆発以前を発掘しようということだ。

つくる原理は単純で想起させるキッカケをピックアップすればいい。そのキッカケとはもちろんメディアであり情報だ。それは今の世の中においてはいくらでもAPI経由で取得できるだろう。あとはそれを最適なデータベースにすれば、記憶をサルベージできる。と思う。

いつかやる気がおきたら作りたいと思うが、やる気は降ってくるだろうか。