和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

twitterを今さら考える

過去に何度も取り上げていますがtwitterのフォロー数とフォロワー数の相関などを考える。

2011-02-18 20:10:45
入力時間 / 22:25

私も一応やっているtwitterですが、今さらですが実はよくまだtwitterの真価を理解していません。なので皆さんがtwitterをどういう意図で利用しているかを私自身をフォローしている人たちのデータをサンプルに考えてみたいと思います。

フォロー数過多が75%弱

まず、私をフォローしている人たちの実に75%弱の人がフォローされている数よりフォローしている数の方が多いということです。なかなかですよね。KinKi Kidsの歌になぞらえると「フォローされるよりも、フォローしたい真剣(マジ)で」ということでしょうか。KinKi Kids現象と名付けましょう。

フォロー数の方が多い人とフォロワー数の方が多い人の比較

ここでまず「フォロー数の方が多い人」「フォロワー数の方が多い人」の比較をしてみたいと思います。フォロー数の方が多い人の平均フォロー数は583なのに対して、フォロワー数の方が多い人は413と、顕著な差が見られますね。中央値も同様に差が見られます。また、フォロワー平均とフォロワー中央値を見ると、「フォロー数の方が多い人<フォロワー数の方が多い人」という関係が見えてくると思います。

肉食系よりも草食系の方がアベレージが高い

以上のことから率先してフォローをするタイプの人よりも、受身的にフォローをされる人の方が平均値・中央値ともにフォロワーが多いという傾向が見えてくると思います。これが意味することは何か。

twitterでトラフィックを稼ごう!

という輩が多いって事だと思うんですね。これはあくまで私のフォロワーの情報を元に組み立てた仮定ですが。最近では迷惑メールでも「twitterを使って大儲け」みたいな馬鹿丸出しのメールが多く寄せられています。いまこれを書いているまさにその瞬間にも「フォロワー倍増計画 めざせ10000人!」というしょーもないメールが届きました。もう死んでほしいですねアホは。

twitterは形骸化・バズワードと化しているのかも

Web2.0やロングテールのようにtwitter自体がもうバズワードになっちゃってるのかもしれないなと私は思うんです。だって考えてもみてください。フォロー平均が534て事はタイムラインのスピードは中々なもんですよね。そのすごい早いタイムラインを逐次チェックする人が多くいるとは思えませんし、見逃す確率の高いツイートが発信され、誰の目にも止まらずに消えていくのであれば意味なんて無いじゃないですか。コミュニケーション手段のひとつとしてはアリかもしれませんが、情報伝達手段としては最低の部類です。見られるか見られないかわからないメッセージボトルのようなもんだ。

twitterを活用するという事

で、私は思うんですがtwitterを活用するって事を考えている人が少ないんじゃないかなと。エジプトのムバラク政権崩壊だとか災害時においてFacebookやtwitterのようなリアルタイムメッセージングは非常に有用だということは証明されているわけだけども、それらを使って「儲けたろ」って人間がtwitterの真価を歪めてると思うんですよ。

フォロー返しがtwitterを駄目にする

前も書いたと思いますが、つまりはフォロー返しってのが無くなればtwitterはもっと多くの人にとって有用なソースになり得るって事だと思うわけです。「follower(フォロワー)」ってのは「信奉者、ファン、サポーター」って意味です。興味も関心も繋がりも無い人間をフォローしてどうするよ。と言う事だと思うんですね。

私は5人しかフォローしてないのでタイムラインはほとんど流れません。
以前10人ほどフォローしていた時はその流れの速さにびっくりしたものです。
もちろん「つぶやき」だから見逃される事もふくめた情報なんでしょうけどね。
でも見逃しても良い情報ならそもそも発信する必要もねぇと思うんだけど。

ということで未だに私はtwitterがよくわからない。
社会生活において人間関係をしっかりと構築している種の人であればまた話は別なのかもしれないけどね。

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