見せたい情報と見たい情報
ホームページ制作ではどうしてもクライアントの見せたい情報に注力しがちですが。
2010-07-09 10:57:50
入力時間 / 08:32
ホームページの本分が情報であることを踏まえると発信者側の独りよがりでは意味を成しません。しかしながらホームページ制作という分野においてはクライアントの主張したいことをただ羅列する傾向が強いと私は思います。クライアントの主張したい事が即ち閲覧者の求める情報であるならばよいのですが、必ずしもそれがイコールにならないのが難しい所ですよね。
ということでホームページを設計する際の指標となるチャートを作ってみました。
コンテンツの優劣を明確にするチャート(PDF)
ホームページ制作のご依頼やご相談を請け、ヒアリングをする過程で大部分のお客さんは自社の主張の事しか頭にありません。「当社はこうだ!→だから注文すれ」みたいな。決して閲覧者視点とは言い難い場合が往々にしてあるものです。もちろん主張は大切なのですが主張しか無いホームページはそもそもトラフィックを得る事ができません。閲覧者の求める情報、探している情報の提供無くして効率的にトラフィックを稼ぐことは容易ではないためです。
そのため本チャートのように閲覧者の求めている情報と運営者の見せたい情報の融和点に注力したホームページ作りが大切なんじゃないかなと私は思うんですね。それこそがインターネットの醍醐味というか真価なんじゃないかなと。
よくホームページに関するご相談を請けますが、効果のないホームページの大部分がそういった閲覧者視点の無いホームページだったり、コンテンツ自体に優劣のないフラットなホームページの場合が多いです。
各コンテンツには必ず優劣や優先順位を付けて、どういう順序で最終的にコンバージョンに至るかまでを設計することが肝要ですよねと無職の和田が言っていますよ。
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検索キーワードやアクセスログ、コンペティター、云々。色々あっても結局は想像や仮定や思い込みの域を脱しない訳で。
一番いいのは直接、閲覧者に聴けることですよね。それも多くの意見を。2010-07-09 11:33:35
世の中の企業ホームページから「社長あいさつ」がなくなることを願って、今夜も酒を飲みます。2010-07-09 13:07:21
最近、サイト内にチャットを置くと意外と便利だな~と感じております。というのもよくチャット経由で質問や相談を受けるので。リアルなエンドユーザの声を聞くためのメソッドという意味ではレーティングやサイト内検索のクエリも参考になりますよっ!
>そーみんさま
時として社長あいさつも大切だと思いますよ!もちろん世にはびこる大半のオナニー的なごあいさつには意味が無いと思いますが。社長って人種は往々にして自己主張の塊ですからねぇ(笑)2010-07-14 08:56:42