和田憲幸のブログ

尊んで敬うと書いて尊敬。いい言葉です。俺様主義の私も時には人を尊敬することだってあるんです。人だけじゃなく、森羅万象すべてを尊敬できれば人間の器量はきっともっと大きくなりますわね。

敬語ってあるじゃないですか。私は目下の人間にタメ口をきかれると未だにイラッとします。最近では親子でもタメ口で「友達感覚の親子」とかイラッとします。敬語は大切です。敬う言葉と書いて敬語です。ただ、敬語を使うわけではありません。相手への敬いの気持ちを持って使うから敬語なんです。

と、考えると年齢は関係ないんですけどね。結局は相手を敬う心、気持ちが大切だなと私は思うわけです。「英語には敬語なんか無い」（厳密にはアルヨ！）とか言いますが、敬語という日本の文化はとても大切なのになぁと私は思うわけです。相手を尊び敬うことを表現できる文化って事ですからね。

こんなことを書くのもオバマ大統領が天皇陛下にお辞儀したことが米メディアで批判の対象となっているという記事を読んだから。やはりアメリカは文化の浅い国ですよねぇ！お辞儀をする事が謙っているとしか取れないなんて何と悲しいことか。オバマ大統領は天皇陛下に敬意と尊敬の念を持って（日本の文化を踏襲して）お辞儀をしたことでしょう。謙ることとはわけがちがいます。

すべての人がすべての人へ尊敬の念をもって接する事ができれば世界はもっとよくなるのに。殺人だって戦争だって起こるはずがないのにね。まぁ世の中そんなにきれいにはいきませんけど。

森羅万象すべての生命やものに尊敬の念をもって接する事ができるようになりてぇズラ。