和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

プログラマの本分

プログラマは楽を求めるメンドクサガリ屋の職業である。と、思う。

2009-03-20 04:35:05
入力時間 / 11:20

私は非常にメンドクサガリ屋です。もうメンドクサイ星で生まれたと言っても過言ではないし、私の父も超が付くほどのメンドクサガリ屋だった。和田父伝説では「買い物に行くから車を出して」と母に言われてお金をぽんと渡して「タクシーで行って来い」と、言うほど、メンドクサガリなのだ。そうやりたくない事に関しては1mmたりとも動くことは無い。それが和田家クオリティ。

早々に脱線してしまったがプログラマは基本的に楽するための職業であって、コツコツと積み上げる職業ではない。と思ってる。どれだけ作業を効率的に・楽にするかを考えた結果がアプリケーションの開発に繋がるという方向性自体は間違っていないはずだ。CRMでもCMSでもそうだが、ようは作業を楽にするために作るのがプログラムでありアプリケーションなのだ。だから楽を求めるのがプログラマの宿命と言ってもよいのではないか。

例えば和田はPerlの正規表現でバッチ処理をよくするのだが、バッチ処理をする事によって何百ページのHTMLファイルを自動的に生成してみたり、何千商品という商品群を解析したり、最適化することが数秒でできるのだ。すごいバッチ処理!それをひとつひとつ手作業で処理していては時間がどれだけあっても足りない。というかそんな仕事したくないし。

だからプログラムは楽をするため。時間を短縮するためのものなんだ。しかしそれを履き違えている人間が少なくない。プログラマやSEさんならわかると思うが、請負系の開発においては「うそん!こんな機能つけても絶対つかわねぇよ!」とか「効率が著しく悪くなるフローをなぜ!?」みたいなことをクライアントに言われたことはないだろうか。ひどい場合は直属の上司に馬鹿なことを言われたりするもんです。そしてそういった無駄だったり馬鹿げた機能に限ってメンドクサイ上に莫大な費用がかかる。つまり馬鹿なクライアントや馬鹿な上司が無駄にコストを上げているんだ。ほんっと馬鹿じゃないのかしら。

しゃべるなっ!黙ってろっ!

ようはプログラムに対する造詣の無い人間が首突っ込むから無駄に高いものがこの世に氾濫してんだよっ!!おまえらはしゃべるなっ!黙ってろっ!と、言いたくなることとかありませんかね?

プログラマやSEは楽をするために。とにかく怠惰を求めるために研鑽の日々を送っているわけです。とにかく楽をするためには努力を惜しまないわけです。オブジェクト指向が世に広まりもう何十年も経ってます。結局、オブジェクト指向だって楽をするための産物なわけですから。

と、いうことでなんでこんなこと書きたくなったか忘れちゃいましたけど、世のITに造詣の無い人間は余計な口出ししないでほしいねっ!いや、口出しするなっつーのは意見を言うなという事ではないんだが、口を出してくる人間に限ってゴリ押ししてきたり、反論できない立場の人間だってことが問題なんですよね。

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