和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

怒らずに生きれたなら

SNSの普及のためか、怒る人を見かける機会が増えた気がします。みんな結構怒っている。でも怒らずに生きることができたほうが私は幸せだと思うのだ。

2018-12-21 03:10:04
入力時間 / 17:40

まぁ怒っている人も「怒りたくて怒ってるわけじゃねーよ」とお思いになるかもしれませんけどね。しかしまー人権問題や政治のこと、フェミニストさんや青山の住民などなど、いろんなところでいろんな人が怒っている。

では、なぜ怒るのか。それは意見が対立していると感じるからだろう。いや、自身の意見や自分自身が否定されていると感じているからかもしれない。自身を肯定されないことに怒る人もいる。

例えば「馬鹿だなぁ」と言われて「なんだとこの野郎!」と憤慨する人の人生はとても困難な道のりだろう。「馬鹿だなぁ」と言われて「えへへぇ」と笑って流せる人の人生は憤慨する人の人生よりは楽な道のりだろう。それは周囲の人間にとっても同様だ。あれこれ怒る人は怒る当人も大変だがまわりにいる人間も大変なのだ。結果として悪循環のスパイラルに陥るであろうことは想像に難くない。

ではどうすれば馬鹿だなぁと言われたときに「えへへぇ」と受け流すことができる人間が育つのだろうか。それは生まれついての性格ではなく、技術的なものだと私は考える。武道と同じく、それは対立を生まないように往なすための技だ。

SNSなどをみるかぎり現代人は往なす技を学んでいない人が多いように感じる。相手の意見や発言・行動を往なすことなく真正面から受け止め、結果そこに対して憤りを感じる。あまりに非生産的で不毛だ。そこには本来対立など存在していないというのに。

曖昧に物事を往なすことができないから、短絡的に二項対立に走る。物事は白と黒だけじゃないし、自分の意見は自分の中だけで正しければよいのに。

まぁ怒るとお腹すくし、怒らないルートを選んでダラダラテキトーに生きるのが一番だと私は思ってダラダラ生きています。ダラダラ生きるのがやっぱりいちばん!

TAG

P.1912