和田憲幸のブログ

札幌市南区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(40歳)のブログです。

経験則の有効期限

人は判断や評価を下す際、多くの場合に経験則というアーカイブを利用する。

2014-12-31 00:24:55
入力時間 / 12:52

自身が耳目した確固たる事実。そしてその(限りなくサンプルが少ない)事実に基づく思考を経験則なんて言いますよね。ただ、他者からの見聞ではなく自身の実体験に基づく法則なだけに、ついつい経験則に頼っちゃう人も少なくないのではないでしょうか。かくいう私もよく経験則で物を言ったりします。

しかし、経験則って自分の少ない体験談に基づくものすごくミクロな話なんですよね。でも、自分が実際に相対した事例なだけに、自分から見た際の信ぴょう性は抜群なんだなぁ。それがある意味落とし穴でもあるわけですが。

自分の経験を信じるべからず

私は36を手前に悟りました。自分の経験ほど当てにならないものはないと。理由はたくさんありますが、そのひとは経験に相対している自分は過去の自分であって、今の自分が同じ結果に導かれるとは限らないという点があげられると思います。

若いころに観てクソつまらなかった映画を今見るとすごく面白かったりすることってありませんか?私は結構あります。もちろんその逆も。つまり何かを評価・判断している自分自身が恒久的・普遍的な存在ではないわけですから、過去の自分の経験やその所感を今の自分が参考にできるかどうかは全く別な話だと思うんですよね。

経験は劣化するが、情報は劣化しない

ということで経験則ってもんはそのとき時の自分のコンディションや価値観に依ってるものなので参照する上では有効期限があると思います。転じて客観的な情報は劣化しない。集積するのであれば経験に頼るよりは情報に頼ったほうが私は良いと思います。もちろん経験も情報のひとつではあるんですが。

経験則もサンプルのひとつという程度の扱いであれば結構。しかし、自分の経験則に頼りすぎるとかえって視野を狭めてしまう事も多々あると思うんですよ。老いからくる柔軟性の欠如ってそういうことなのかな~とちょっと思いました。経験則に頼りすぎず、情報収集を怠らないってのが老化を防ぐ根本的な方法なのかなって。

TAG

P.1650