眼下に広がる世界
身近なところにあるけど見えないもうひとつの世界。
2010-08-23 05:04:21
入力時間 / 09:25
※※昆虫が苦手な人は下のほうにデカい蟻の写真があるから注意してね※※
私は散歩が好きでよく散歩します。いつもと同じ道を歩いて、いつもと同じベンチで缶コーヒーを飲む。見慣れた景色だけど、そんないつも見慣れた景色の中にも宇宙ってやつがある。
普段なんの気なしに歩いている地面にも大きな世界があって、小さくも大きな虫たちが私と同じように闊歩している。
眼下にあるのに私たちは気づかない世界。
つくづく世界は、そして宇宙は素晴らしい。別にどこにいかなくてもいい。素晴らしく美しい世界は眼下に広がっているじゃないか。海外に行かなくても、宇宙に行かなくても、この眼前の景色そのものがやはり世界であり宇宙なんだ。
人間社会の中で生きていては見えない世界。こういう世界に目を向けたのなら、すべての苛立や悩みなど無に等しい。こういった小さな世界よりもさらに小さな構成物で人間も世界も宇宙も構成されている。途方も無い世界だ。素晴らしい。そして美しい。男のロマンだよなぁ。
大きなものも極々小さなもので構成されている。
そして私たち人間も宇宙を構成するひとつの要素に過ぎない。
なにも悩むことはない。苛立つこともない。途方も無い世界。
この世界を、そして生きることを楽しもう。
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