ページ数とアクセス数の関係
ページ数が多くなればなるほどアクセス数は単純に増えます。当たり前ですが。
2009-01-22 02:40:31
入力時間 / 16:35
ページ数の絶対数が多ければ多いほどアクセス数及びユニークユーザ数は100%増えます。必ずです。
10ページのホームページがあって、1ページにつき10人が検索エンジンからアクセスしてきたとしましょう。
10×10で100人のユニークユーザになります。じゃぁ100ページあったら1000ユニークユーザになりますよね?
これはとても単純なかけ算です。そう。とてもシンプル。ページ数を増やすと言うことは入り口を増やすと言うこと。チャンネルを増やすって事ですね。だから5ページ、10ページのホームページを作っても意味なんてあまり無いんです。ページをいかに増やす構造にするかがホームページにとって最も大切なの。
(ページ数増=ユニークユーザ数増)≠コンバージョン増
ページ数が多ければ多いほどユニークユーザ数が増えることはわかりましたね。でもページ数が多ければ多いほど、ホームページにたどり着く人の目的は曖昧になっていきます。全部同じページじゃないからね。いろんなページがあって、そこに検索エンジンからたどり着くわけだからターゲットが絞りづらくなるのは必然。よってコンバージョンレートは確実に下がります。
紛れの中から玉を見つける
つまりページ数を増やしてトラフィックを増やせば、コンバージョンレートは下がりますが、あとはいかに情熱をもって目的としていないユーザを取り込むかということになります。そこで大切なのがレイアウトであり、デザインになってくるわけですね。このブログに「クリトリス」というキーワードで辿り着く人がいるんですが、その人に何かを求めるべきじゃないですよね?でも「クリトリス」というキーワードで辿り着いた人の中にもひょっとしたら潜在顧客になり得る人が居るかもしれないわけです。
つまりページ数増は人通りの多い場所に店舗を出すようなもの
そう。Appleストア銀座みたいに「ページ数を増やす=人通りの多い場所に店舗を出す」って事なんですね。あとは凝ったバナーを作ったり、デザイン表現を洗練させたりっていうのは接客に近いのかもしれません。フラッと何の気成しに店舗に入ってきたお客さんに、商品の良さを訴求し、買ってもらう。それがページ数を増やす意味なんです。
なので無駄なページが増えてもしょうがないけど
コンバージョンレートを高めるためには増やすページの整合性や、ページの内容をよく精査しながら追加していく必要が当然ある。でも無駄にページを増やしても、あとは確率とサイト品質の問題でそこからのコンバージョンも当然あり得るわけだ。私のホームページでも「うんこブログパーツ」経由で問い合わせをしてきた方が結構いる。それはそれで「うんこ見てよく問い合わせしてきたなぁ」と思うが、そういう「紛れ」があるのも事実なのだ。
それゆえに、つねに情報の鮮度を高めるための努力を怠らず、情報資産のデジタル化・共有化に対して弛まぬ努力を継続していく必要があるわけですね。ページを増やす事はお金が掛かる事じゃない。だからこそキモチが大切ですよね。
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