和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(41歳)のブログです。

楽しさを見つける技術

コンテンツがアホみたいに溢れる世の中で、提供される楽しさではなく、自分自身の創意工夫で楽しさを見つける、という技術が失われつつあるのではないか、という危惧。

2021-01-19 20:54:20
入力時間 / 13:00

ロングテールとかWeb2.0とか言われていた時代に、「これからの世の中はクリエイターとプレイヤーの2極化が著しくなる」と、いうような記事を読んだ記憶がある。もう15年以上前の話だ。

実際に今の世の中はクリエイター(つくる側・提供者)とプレイヤー(見る側・受給者)の2極化が進んでいると思う、少なくともインターネットの世界では特に。

インターネット黎明期はインターネットを利用する人は何らかの形で大部分の人がクリエイターだった。みんな思い思いのホームページを持っていたし、FlashやMIDI、絵、テキストなどを作っては公開し、見てもらっては楽しんでいた。

しかしYoutubeやネトフリ・アマプラが隆盛し、インターネット上に供給されるコンテンツが明らかに需要を上回っている昨今においては、かつてのように「楽しいものがないところから楽しいものを見つけよう」という思想や技術が失われつつあるのではないか、と危惧している。

クリエイターのスタート地点

「楽しいものが無いから、楽しいものを作ろう」というのが創作活動のひとつの出発地点だと私は思っているのです。「どうやったら楽しくなるんだろう」と考えることって私は人生でとっても大事な事だと思うんです。何かと向き合う時に、そう考えることができるか否かで人生の趣は大きく変わってくるのではないかなと。

膨大なコンテンツが垂れ流され続ける現代においては、楽しくないコンテンツに当たっても、代えが腐るほどある。昭和時代のファミコンゲームのように高価なクソゲーを買って、そのクソゲーを骨の髄までしゃぶり尽くさざるをえなかったような時代とは大きく異なり、ある意味で豊かな時代です。

コンテンツが飽和した現代においては「楽しさを見つける技術・努力」みたいな技能が失われつつある、あるいは学びづらくなったのではないか。ひいてはそれが未来のクリエイターを減少させる要因になりやしないか、と無駄に心配しています。

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