和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

育児は娯楽です

このように書くとあらぬ批判を招くような気もしますが、私は育児を娯楽だと思っています。2019年の出生数が90万人割れするということで、少子化が随分と加速していますが。

2019-10-08 23:07:22
入力時間 / 18:00

世間では苦行のように扱われることの多い育児ですが、実際に育児は楽しいです。ほぼ娯楽に近い。間近で子どもの成長を見守るというのは、ある種のエンターテイメントのようなもんで、すごく楽しい。

このように書くと「親としてどーなの」的な批判を浴びそうな気もしますが、少子化の根幹にある部分として「育児の楽しさ」がきっと伝わっていないのかなと思っているのです私は。そして「親」って言うほど大したことないんですよね。親はなくとも子は育つと言いますが、多分子どもは本当に親が居なくても育ちます。親が余計な事をするくらいなら、本当に居ないほうがよいとも思う。

育児・子育てを小難しく考えすぎ

現代人は育児であったり子育てを小難しく考えすぎているのではないかなと私は思います。子どもは生まれた瞬間から他人です。ひとりの人間です。その人間の人生の責任をすべて親が負いきれるものではありません。

現代の親御さんたちは「親として完璧であろう」とする意識が強すぎて、育児が苦行になっているような気が私はします。親にできることは子の介助をする程度で、子の人生を良い方向に導くことではないと私は思っています(良い方向がどっちかを決めるのも、どこに進むかを決めるのも子の権利だと思うので)。無責任なので育児が楽しいです。

育児・子育てはそんなにお金がかからない

お金をかけようと思えば相当かかりますが、お金をかけないようにすればまったくかかりません。お国からいろいろお金も支給されますし。もちろんかけようと思えば無尽蔵にかけることができます。ただ、お金をたくさん費やさなければ育児をできないか、といえばそうではありません。

そして、お金を無尽蔵に費やしたからといって子どもの人生が豊かなものになるかといえばそうでもないし、逆もまた然りです。

育児・子育てはエンターテイメント

育児は純粋に楽しい。子どもが日々成長していく様はドラマを見るよりゲームをするより刺激的で驚きに溢れています。

昔と違い、娯楽が多い現代ではやること・できることがいっぱいあります。そんな中で、メディアでは苦行のように扱われ、多くの出費が待ち構えているであろう育児・子育てを選択する人が少ないことは決して意外なことではありません。

でも、育児・子育てはとても楽しい!面白い!苦行っぽい要素も無いわけじゃないけど、それをひっくるめてもすごく楽しいです。あとお金も工夫次第でそんなにかかりません。

昨今の「育児・子育て苦労自慢」みたいなよくわかんねー風潮が、少子化に少なからず悪影響を与えているんだろうなーと私は思うので、もっと楽しいよ!ってことを発信していきたいなと私は思います。

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P.1950

ともさん
たぶん、大変なのは子育てそのものではなくて、子育てを楽しめる環境に恵まれるのが稀、ってことなんじゃないかなぁと思うんですよね。
特にパートナー・周囲の人・仕事の3つが大きなファクターかなと。

わたしは結婚2度目なんですが、1回目の頃は「稼ぐの含めて全てワンオペ」「周囲のあらゆる人がマミートラックに押し込もうとしてくる」「保育園が味方じゃない(20年前なので)」などなど八方塞がりで、とても育児を楽しむ余裕なんてありませんでした。

今は年の差で2&3人目の育児中ですが、周囲に恵まれて、毎日子育てが楽しいです。本当に、全ての景色が違う。でも同時に、この環境を得られる人が少ないことも知ってます。
そして辛い境遇にある人ほど、誰かの「子育てが楽しい」という声を聞くと自責の念に苛まれるんですよね。
だから、わたしたちがすべきことは、親となる人々をとりまく「環境」を様々な角度から改善していってあげることなんじゃないかな、と思います。

ちなみにお金はかかりますよ〜。
3人分の大学の学費が…!笑2021-12-25 15:37:26
和田
> ともさま
環境はありますよね。というか環境しかないですよね…。
そもそも「父母のふたりで育児をする」という仕組み自体が結構しんどいのではないかなと私は思います。ようは核家族化というのが育児をしんどいものにしている最大の要因ではないかなと。
「両親が育てる」ではなく「周囲が一丸となって育てる」みたいな社会になれば、もっと育児をポジティブに感じる事ができるようになると思うんですけどね。2021-12-26 19:12:50