和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

行きたい人は行かせたらいい

とはいかないのが国家というものですよね。渡航する行為そのものが、ある意味で自爆テロのようなものです。

2015-02-10 03:14:47
入力時間 / 14:50

どうしても行きたい、というならば国籍を捨てて行くのが道理なんじゃないだろうか。シリア渡航を計画していたカメラマンさんからパスポートを返してもらった外務省に対して早速「ごく一部のご一行様」「権力の乱用だ」「言論の自由の侵害だ」と騒いでおりますが、犠牲になったお二人も草葉の陰で泣いているんじゃないだろうか。浮かばれないよホント。

でもどうしても行きたい!人質になってもいい!殺されたっていい!日本国民に迷惑かけたっていいっ!行きたいのっ!ってくらいの気持ちがあるなら日本国籍捨てればって思う。死ぬことを思えば国籍捨てるのなんて簡単なんじゃないだろうか。もしそのくらいの気概が本当にあるのならね。

死ぬのは勝手。死ぬのは自己責任。しかし人質になってしまっては、自分一人の問題ではなくなってしまう。奥歯に毒でも仕込んでおいて、捕まった瞬間に自決できるというのであれば話は別だが、きっとそうではないだろう。

捕まれば政府として何らかの対応をせざるを得ない。「ほれみたことか」では済まない。政府として対応するということは日本の国民すべての人に影響・責任を及ぼしている事と同じことですからね。その時点で「自己の責任」の範疇を遥かにはみ出してしまいますよね。

手っ取り早く行くなら国籍捨てるのがいいと思うけどな。

TAG

P.1669