和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

自分を特異だと思う

つまようじ事件の犯人が「英雄になる必要があった」と述べたそうですが、誰でも少なからずそういう欲求ってあるんじゃないだろうか。

2015-01-21 02:33:11
入力時間 / 09:03

自分は特別な人間である、自分は他の人とは違う、自分は特異な人間だ!と誰しも一度くらいは考えたことあるんじゃないでしょうか。え?ない?私はいまでもそう思っていますが(笑)なにせ主観は自分にしか宿ってませんからね。社会からみた自分はさぞ凡庸であろうとも、自分から見た自分はいつでもスペシャルです。

と、いうようなことは誰でも考えるんじゃないかな。自分の力量や技量または才能が誰かよりも上であると信じたい気持ちというのかな。まぁ基本的にそれらは努力に依って開花するものなので、何もしていない状態で特別なんてことは社会ではあり得ないことなんですが。

遠隔操作事件の犯人も似たような感じでしたよね。世間を驚かせたい・有名になりたい・英雄になりたい。これらは自己顕示であったり、自分自身の潜在能力・才能を証明したいといった欲求が不器用な形で露出してしまった結果なんじゃないでしょうか。

人間ってなぜか他人より上であると思いたがるじゃないですか。才能でも知能でも知識でも。1mmでも上でありたいと思うもの。それは潜在的な向上心のようなものなんでしょうけど、結果を出さずにそれを主張しようとすると、今回のような事件になるのかなと私は思います。

自分の能力や才能を信じることは生きていく上で必要不可欠ですが、能力や才能を発現させるためには相応の努力が必要だと思うんですけどね。そういった努力をせずに自分を特別だと思うことはただの甘ったれなんじゃないだろうか。

自分から見た自分はいつも特別だけど、社会から見た自分を特別にするためにはやっぱり努力が必要不可欠だと思います。頑張れ若者よっ!

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