和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

苦労と対価の関係

苦労した分だけ相応の見返り(対価)が得られる。でもある程度のレベルまで行くと、苦労の割に対価が得られづらくなると思う。

2015-01-19 10:12:58
入力時間 / 10:56

苦労と対価の関係

苦労と対価をグラフにするとこんな感じになるんじゃないかな。はじめの頃は苦労と対価は比例し、苦労した分だけ相応の対価が得られる。でも、その道を突き進んで行くと苦労の割に対価が得られづらくなる。これが「好きな事は仕事にしない方がいい」の根幹にあるんじゃないだろうか、と思った。

コレは何も苦労だけに限った話ではない。例えば食べ物も、自動車も、不動産も、基本的には高価になればなるほど費用対効果が落ちていくと私は考えている。1皿1000円の大トロが1皿100円のマグロの10倍うまいかと言えば、そういう問題でもないだろう。

好きな事した方が楽しいに決まってるのは間違いないと思うが、問題なのは恐らく楽しさは好きな事だから10倍あったとして、苦労は20倍くらいになる点だろう。その20倍の苦労を10倍の楽しさで補填できるかどうかが肝要なんじゃないだろうか。

楽しさ1倍、苦労も1倍の人生が良い人生かどうかというのは考えどころだが。こればっかりは各々が「人生」というプロジェクトにどういう結果・目的を見据えているかによって答えは変わってくるだろう。

先人は「苦労は買ってでもしろ」と言いましたが、苦労は重ねると耐性がつきやすいと私は思います。苦労すればするほど耐性が得られる。つまりは苦労の倍率を下げることができると思うんです。好きな事をやって生きていくためには、溢れんばかりの「好きという情熱」「苦労への耐性」が必要不可欠なんじゃないかな~なんて思います。

苦労のない人生より苦労の多い人生の方が生きてる感は強いと私は思っています!

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