和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

生きるの前提。死ぬの前提。

人間は生きることが前提か、死ぬことが前提か。

2012-07-25 02:31:29
入力時間 / 11:46

皆さんはどちらが前提だと思いますか。
生きている状態が普通であり、死ぬことは稀なのか。
死ぬことが普通であり、生きていることは稀なのか。
私は後者だと思いますが。

どちらを前提とするか、によってその人の考え方は大きく変わると思います。きっとはるか昔は満場一致で「死ぬことが普通」だったのではないかなと私は思うんですよね。自然界がそうであるように。しかし、人間社会はいつしか「生きている状態が当たり前」と錯覚してしまったんじゃないかなと。

例えばテレビゲームでは。クリアできることが当たり前のゲームなんて誰がやりたいでしょうか。クリアするのが困難であり、難しいからこそ、達成した時に愉悦を得られるのであって、誰もが等しくクリアできるゲームなんて何の意味も無いと私は思います。

それと同様に恐らく人間も「生きている」という状態は決して平易では無いと思うんですよね。様々な要素が密接に絡み合った偶然の結果が「生きている」という事だと思うんです。その結論はつまり感謝に繋がるわけですが。

昨今のニュースや裁判沙汰などでは「生きることが当たり前」な物の見方が散見されます。でも生きるということは現代社会においても大変であって、常に注意深く生を維持しようと心がけていないといけないと思うんですよね。もちろん100年前の北海道のように熊が突然家に入ってきて殺されるなんて事はありませんけどね。

死ぬことが必然であって生きていることはあくまでも偶然。
この考え方は美しいと思うんですけどね。

TAG

P.1219

Happyooさん
おはようございます。
うまれた瞬間から、みんな、死に向かって動きだしているんですよね。
普段、死ぬことが普通と思いながら生活することはあまりないですが、ご飯を3食食べれて、今日も生きていることに感謝しています。
和田さんのブログをみて、数年前の福島県の大野病院産科医逮捕事件を思い出しました。
医者は病人を助けてあたりまえ。いやいや、それ以前に人はいつか死ぬのが当たり前ってのを忘れちゃってるでしょ。ってのを思ったのを思い出しました。
生老病死は誰もが避けて通れない道。誰もが立つ舞台なら、かっちょよく、老化も病気も死も迎えたいです。2012-07-25 07:31:46
日高 康さん
御意。
おっしゃるとおりだと思います。

いっしょけんめい、生きてます。2012-07-25 09:53:16
和田
>Happyooさま
わたし的には生まれる前から、というか生まれたこと自体が奇跡的な死を乗り越えた結果という感じがします。私のように毎日毎日何度も自慰行為にふけってる者からすると、着床し出産まで至るというのは天文学的な奇跡の賜物だと日々痛感しております(笑)稀に遊園地で死亡事故なんてありますが、危険だってわかってて、なんで人間はスリルを求めたいんでしょうねぇ。

>日高 康さま
生きている。それだけで大殊勲ものですよね!2012-07-25 19:15:24
中村真徳さん
僕もそう思います。
人は短いか、長いかだけであって、時間の価値や足ることの幸せの認識が少ないと思います。
昔、先輩が婚約した彼女をおいて、素潜り中になくなりました。
29ぐらいでした。
儚いとしか思えませんし、それ以上、それ以下でもないように思えました。

なので

信長が詠った歌で、夢幻のごとくなり。

の通りだと思います。

その夢を感謝して生きたいものですね。2012-07-26 22:41:15
和田
>中村真徳さま
私の友人は私が20歳の時に水難事故で亡くなりました。人生って本当に呆気ないというか、アッサリしてますよね。
いつ死ぬかわからないし、いつ死んでもおかしくない。というのは真理ですよね。2012-07-30 08:51:52