余白とゆとり
私はギリギリゆとり教育世代ではないですがゆとりは大切です。もちろん心の。
あえてCSSで言うならmargin。マージンですね。DTP用語でもあります。また、転じて手数料の事をさす場合もありますがそれは置いておきましょう。心だけの問題ではなくデザインやプログラム、Webなどでもマージン、つまり余白・ゆとりは非常に大切なものです。これは先輩からの受け売りですが「余白はしっかり取る。ピクセル単位でこだわる。」というのを今でも忠実に守っています。デザインにおける余白の有用性は上の画像を見ていただければわかると思いますが、段違いで見易さが違います。もちろん意図的に余白を無くす手法ってのもありますけどね。
同様に私は生活や精神においても余白・ゆとりは非常に大切な要素だと考えています。心を亡くすと書いて忙しいという文字になるとかならないとか。忙殺されてしまっては肝心の心がどこかに消えてしまうようで。人間の心はあまりに不完全なため、その状況・状態において内面は著しく変化するものです。ゆとりとは自身の内面を保つための緩衝材のような役割を担ってくれるものだと私は思います。
私も若い頃は必死でした。「先っぽだけでいいから入れさせて」と何度懇願したかわかりません。必死です。当人にはわからないものですが、当時の私は驚くほど卑しく見えていたことでしょう。必死であったり、一生懸命であったり、何かに対して過度に傾倒すると周囲が見えなくなる事がままありますよね。それはきっとゆとりが無いからではないでしょうか。
心に余白をつくるためには自分の心の全容が見えていなくてはなりません。それはデザインやプログラムに置いても同じ事が言えます。要素・オブジェクトを見ていてはその全体は見えないのです。プロジェクト全体・設計全体を見渡す事ができてはじめて、そこに余白を配置する事ができるわけです。そう。余白とは自然とあるものではなく、意図的に配置し作るものなんですよね。プロジェクトマネージメントをしてる人ならこの辺の難しさがわかるのではないでしょうか。
つまり自身の心に余白を作るためには自分のキャパシティ(積載量)をしっかりと知る事が肝要です。ソクラテス的に言うと「無知の知」であり、孫子的に言うのであれば「敵を知り己れを知らば、百戦して危うからず」という感じでしょうかね。そう。すべては自身を、そしてその置かれている状況であったり、自身を取り巻く環境を知る事こそが最も大切で最も難しい事と言えるでしょう。
なにせどんな時でも心にゆとりを持つという事は大切です。どれだけ必死に頑張っていようとも、どれだけ一生懸命に打ち込んでいようとも、その状態がいっぱいいっぱいであれば決して良い事はありません。方向性も見失ってしまいますからね。仕事においても私生活においても忙殺される事無く、常に心にゆとりを持てるようありたいものですね。
- 匿名希望
- 匿名希望さんはじめましてちょくちょく覗かせてもらっている閲覧者の一人です。
和田さんのブログにはいつも感服させられております。
そこで敢えて今回は反論的な事?を言わせてもらおうかと思います。
前回のブログに「お金」というキーワードが出てきて、つぎに「ゆとり」というキーワードが出てくることにふと疑問を抱きました。
私は日本にかぎらず お金がゆとりを生むと感じております。
(和田さんはあえて「お金」と「ゆとり」を別にしたのかと感じました)
もちろん私は妻帯者であり、和田さんとは環境すべてが異なりますが、やはり「お金」がないとゆとりは生まれないと思います。
お金があれば人生、生活においてゆとりも出来ると思うし、ゆとりを感じることができます。
しかし、お金がなければどーでしょうか。
なーんて長文をつらつらと書いておりましたが、ま いいです。
とりあえず和田さんみたいに高層な思想を万人の人が持ち得ることができたのなら戦争なんて起こりませんよねw
はい。お金社会に囚われた卑しい人間なんです私はw
んじゃ すいません。。。
- コヒ蔵
- コヒ蔵さん自己を律するというのはとても大切な事ですよね。共感します。
余裕があれば、いつもより一段高い視点で物事を感じることができるように思います。
ゆとりがなければ、他人が何を考えているか推し量ることも、理解する事もできない・・・
ってことでしょうかね。
- CGIビギナー
- CGIビギナーさん面白いブログですね。
先ほどから和田さんとほぼリアルタイムでCGI設置についてやりとりさせて頂いている
CGIビギナーです。
和田さんとはどんな人なのだろうか、とちょっとここをのぞいてみました。
余白ですか。。。
なるほど。
私も常日頃何となく考えている事です。
余裕がないと人間だめだな、というか、あたしダメと感じています。
周りにも親切に出来ないところか飼い犬や猫にやつあたりしてしまったりして
ほんと、情けないです。
仕事で余裕がなくなるとほんと、ダメな人になります。
キリキリババアだな、と自分で思ってしまいます。
でもそれには抜け道があるのですね。
和田さんが仰っている、自分のキャパシティを知ると言う事ですね。
自分を過信してしまい、
「頑張れば出来る!」というのはやっぱり違いますね。
気持ちばっかり焦ってしまい、つまらんミスをしてしまっては
いけません。
その辺の事を常に意識しておかないといけません。
私の場合は「こんな事もできない自分」を認めるのが嫌で、つい無理をしてしまうのです。
でも一歩ずつ、自分の裁量に合わせて仕事をこなして行けば「こんなこと」もいつか結果として
着いてくる、のかなあ。。。なんて思います。
ちょっと自分の感じた事を書かせてもらいました。
おもしろいブログなので、たまにまたのぞかせてください。
- 和田
- 和田さん>匿名希望さま
たしかにお金は時間でありゆとりそのものですよね。それは私も間違いなくそう思います。ただ、ニワトリが先か卵が先かという話になるんですが、自身があって、その次がお金だったんですねたまたま。だからお金ありきにならなかったというか…。まぁこんな人間なんで一生結婚できないなと思っております経済的に(笑
>コヒ蔵さま
そうですね。ゆとりがあればガッツかなくて済みますからね。余裕・ゆとり、とても大切だと思います。常にクレバーであるためにもやっぱり腹八分目ってことなんでしょうかね!
>CGIビギナーさま
日本、というより現在の社会そのものがゆとりや余裕を許さない形態だとのも要因ではないでしょうか。ただ、ゆとり教育がいい例ですが、ゆとりがあると退廃的になるのもまた人間ですよね…。現に私はいまかなり怠惰な生活を送っておりますので…。バランスが難しいですねぇ…。
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