アキレスと亀を見ました

北野武映画のアキレスと亀を先日Amazonで買いまして。

なかなか楽しく見させて頂きました。「楽しく」という表現が合ってるかどうかはなんとも言えませんが、ちょっぴり複雑な心境というか。アキレスと亀は「売れない芸術家」の話なんですが、売れないWebクリエイターの和田としては、あまり他人事じゃないなぁという気持ちもあって、ちょっぴり複雑。

北野武さんも言っているように「売れる」って事はオマケなんですよね。興行成績ってのは結果であって、それ自体が映画や芸術の本分ではない。と、いう意味では非常に勇気付けられる作品だったと思います。

作中では主人公 真知寿(まちす)が周囲の人間環境によって振り回されるような流れなんですが、とてもリアルですごく怖いなと。恐らく人生やきっかけってこういうもんなんだなと。大人が言った何気ない一言が子供から受け取れば神の声に等しい影響を及ぼすことがありますよね。

松本人志さんの映画「大日本人」も興行でボロクソ言われてましたが、映画というのはひとつの「表現」のあり方であって、それを商売という尺度で測られるのは本当は本意では無いんだろうなと思わせるような映画でしたねぇこの映画は。

それはきっと表現者にとって永遠のテーマなのかもしれませんね。

アキレスと亀は決してエンターテイメントではありませんが、制作に携わってる方にはちょっと見て頂きたいですね。

[ 2009-04-05 15:35:59 / 8分 / 和田憲幸が生まれて29年と308日目(10893日目)に書いた日記です。 ]
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