和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

親と子のイニシアチブ

うちの子も1才半を過ぎ、今では麦茶~!麦茶~!と大号泣する日々を送っています。我が子の幸せを願わぬ親はいないと思いますが、親が考える子の幸せと、子ども自身が考える幸せには乖離があるよね~という話。

2017-07-21 06:23:37
入力時間 / 19:50

Twitterで一撃必殺!急にマンガ家だの声優だの絵師だのになりたいと言い出した子どもや大人を止める、オススメの方法というのを見て「マジで言ってんのかこれ!?」と思いました。まぁ詳細はリンクを見ていただくとして「夢見がちな子どもの妄想を一撃でぶち壊す良い方法」とのこと。

過干渉すぎない?

子どもが夢を思い描くこと至極当然。それが思春期ならば尚の事。それを親だからといって意図的にぶち壊そうとする行為は親の立場を逸脱してないかなって。いや、そりゃ私だって息子が思春期にISに入りたいとかいい出したら全力で止めますけど漫画家や声優になりたいって考えることはそんなにダメなことかな?

親の考える安全ルートからは逸しているかもしれないけれど、どのルートの人生を歩むかに干渉する権限を親はもっているのか?ちなみに私は完全に親ノータッチルートを歩んできたので、干渉される感覚がいまいちピンときてませんが。

やりたいことがあるのは良いこと

それが軽い気持ちであろうがなかろうが、たとえ思いつきであったとしても、何かをやりたいと思うこと、何かやりたいことがあるってことは素晴らしい事だと私は思っています。だって誰だってきっかけはそんなもんでしょ?

そこからその道を突き進むか、途中で道を変えるかは当人の話であって親がとやかく言う話じゃないと思うんですよね。ましてや意図してそのやりたいことをぶち壊すだなんて、私は乱暴が過ぎないかと思う。

最初はだれもが素人

最初はどんな人でも素人。誰もが下手くそ。肝要なのはそのことが好きかどうか。だと私は思います。前述の撃破したい方は、幼少期から真剣に取り組んでいたり才能的なものが無いと無理と書かれていますが、私はそうではないと思うんですけどね。

そもそもが成功するしないを基準に物事を考えている時点でちょっと狭窄しているのではないかなと。誰もがやりたいことをやる権利を持ってるし、挑戦する権利を持ってるだろうに。それを阻む権利、親だからって無いでしょ。っていうか親ってそんな偉いか?

親と子のイニシアチブ

親と子の関係でイニシアチブを握ろうとする親は少なくない気がします。私はそれが誤りなのではないかなと思います。親はそんなに正しくないし、立派でもない。そう遠くない未来にどうせ親なんて追い抜かされていくのだから、余計な口出しはするもんじゃない。

私は子どもの夢を応援したいとは思わないけれど、傍観したいとは思う。自分とは異なる理論・道筋でどういう人生を歩むのか。それを私は見てみたいから。

まぁたとえ親子であろうとも人の人生に口出しは無用。だと思うんですけどね。

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