和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

自殺もカッコ悪い

誤解を恐れず敢えて言おう。イジメもカッコ悪いが自殺もカッコ悪いと。

2015-07-25 02:50:38
入力時間 / 12:31

年間3万人超が自殺をし、10~20代の死因のトップは自殺するという自殺大国日本。批判を恐れず敢えて言うがイジメは当然カッコ悪いが、自殺も相当カッコ悪い。まぁカッコ悪いというと語弊があるけれど、ぶっちゃけた話相当に「勿体無い」事に否定の余地は無いだろう。

自殺の発端になるイジメだったり加害者や親・教師・学校などの環境ばかりが議論の的になるが、自殺という選択肢そのものをもっと問題にしてもいいんじゃないかなと私は思うんですがどうでしょうか。っつーか自殺なんてするなよ!と思う。むしろ行動の選択肢に「自殺」という選択肢があること自体が問題なのではないか。

私もクラスメイトにシカトされたり椅子に画鋲を置かれたりしたことはある(私はイジメだとは思っていない)が、まぁ頭が緩いことも手伝って自殺しようなんて考えたこと無かったものな。小中高と人並みに辛いことも嫌なこともあったけれど、少なくとも選択肢に自殺が出てくるほど賢くもなかったし追い詰められてもいなかったのかもしれない。

しかし例え追い詰められていようとも「自殺という選択肢」が出てくること自体にそもそもの問題があるのではないか。だって中学生とか高校生だぜ?もちろんこれは取り方次第です。「自殺という選択肢が出てくるほど追い詰められている」とも考えられますからね。でもそれにしたって自殺しちゃったら意味無いじゃないすか。だって終わっちゃうんだもの。まだ始まってない人生を終わらせるなんて勿体無い!

イジメによる自殺問題などが取り沙汰されるたびに思うし、そのたびに同じようなことを書いている気がしますけど、「自殺した子、可哀想」もそうだけど「自殺することは馬鹿なこと」「自殺は勿体無いこと」ということをもっと周知すべきだと私は思うんだけどもな。

少なくとも紛争地域などで生きるか死ぬかって路上生活を送っている子供たちは自殺なんてしないだろう。それどころではないからね。ということは安易に自殺という選択をするのは日本社会の問題といえるんじゃないだろうか。

自殺の原因が悪いのはもちろんだけど、子供には自殺がいけないことだともっとしっかりと伝えないといけないと思いますな。いい歳こいたオッサンとかが自殺するのはどうでもよいけれどもね。

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P.1724

さいさん
自分は昔いじめられた側の人間で精神科にも長いことお世話になった立場なので多少コメントさせていただきます。

「自殺は勿体ない、親が悲しむ」
これは当の本人もわかってる、考えてることですね。そしてごもっともだと思います。
ですがその前におっしゃっている通り
「自殺を考えるほどに追い詰められている」
これなんですね。

私も大人になって社会や世界が広いことを子供の頃よりは思えるようになりました。
でも子供にとって世界って案外小さくて学校と家庭以外ないと考えちゃうもんなんです。
だからその二つでいじめを受けたり、相談すると過激になるんじゃないかと思い相談できなかったり
居場所がなくなったりするとどうしようもなくなってそう行き着いてしまう

そうすると
「○○なら○○すればいいじゃない!」とかも思うでしょう。
が、そうなってしまった経緯には一般的には考えられないような色んな不幸が重なって、そう出来なかったりもするわけです。

自殺するってだけをただ見つめるなら自殺した行為を批判するのも理解できます
でもいじめからの自殺って精神的な面もその人の環境面もその人にしかわからない辛さが沢山あります、他人に全部話したって到底辛さを共有できる話ではない
またいじめで追い詰められている人と紛争地域の~の話は割りとよくある不毛な比較だと思っています、どちらも辛いことですから比較しようがありません。

自分も中学の頃色んなことで追い詰められた経験があります。
どうしようもなくなって親に相談した時
「んじゃ死ねば」といわれ当時処方されていた睡眠薬を大量摂取し自殺未遂をしたことがあります。病院に搬送され無事でした。
「くそう!ならいきてやる!」という反骨精神もてたらよかったなと思うんですが
信じてた親にも裏切られたショックはどうしようもなく大きくかったのでしょう。

どれだけ強い人だろうとも立派な人だろうとも
周りに味方がいなくて責められ続ける状況下なら腐っていってしまうのではないでしょうか
大人になれば自分の思うがままにいきて周りを気にしないという技術も身に付けるでしょう
でも子供には酷ではないでしょうか


否定的で感情的な駄文で申し訳ありませんでした!2015-07-25 17:40:14
和田
>さいさま
コメントありがとうございます!私の文章が拙いためうまく伝えられずすいません・・・。病気の人や心労の人の自殺や宗教被害・健康食品詐欺など、ようは困っている人は藁をも掴む思いになることは致し方ないと思います。人間ですから。その時の選択肢に「自殺」が在ること自体が問題だと私は思います。それは自殺をしようと試みる本人の問題ではなく、社会やマスメディアの在り方の問題なんじゃないかなと。

仰るとおり子供の世界はとても狭く、選択肢もそう多くはありません。故に楽になれる道、苦しみから逃れられる道のひとつとして自殺という知識が在った場合にそこに飛びついてしまうことは無理からぬ事だと思います。

その自殺という知識・選択肢を抜本的に取り除くべきなんじゃないかなと。多くの宗教では自殺という行為は禁忌です。日本は無宗教国家なのでそういった意識が希薄なのもあるんじゃないかな~と。もっと社会全体で自殺することが勿体無いことなんだぞと周知すべきなんじゃないかなと。

親が悲しむとか、迷惑がかかるとか、そういうのはどっちかというとどうでもいいことだと私は思います。子供だからといって親のために生きているわけでも社会のために生きているわけでもありませんから。ただ、単純に5年後10年後、周囲の環境が変わり視野が広がった時に「あんとき自殺しなくてよかった」と思える日が多くの場合、訪れるであろうことを知らしめるべきというか・・・。

説明が下手ですいません・・・。2015-07-27 02:09:14
さいさん
なるほど!
いえ、自分の理解力が足りてませんでした!説明ありがとうございます!2015-07-27 09:04:03
達五郎さん
こんにちは。
いつも読ませていただいております。
今回の記事は、全否定ではないのですが、経験者としてステップがひとつ抜けているのではないかとかねがね思ってたので、指摘させてください。
「いじめつらい」→「死のう」
ではなくて、
「いじめつらい」→「鬱になる」→「(鬱の症状として)死にたい」
となるのだと思います。
鬱の症状には「死にたい」はもれなくついてきます。
それは、コメントに書かれていた藁をも掴みたい大人も一緒なんじゃないかと。
心が健康でいますぐ死なない程度に衣食住が足りているときは、死ぬことはなかなか選択肢に入らないです。

いじめのケースに話を戻してみれば、まずいじめから離れて頭と体を休めてみて、それでも必要なら精神科のお世話にもなるといいと思います。
「自殺することは馬鹿なこと」「自殺は勿体無いこと」は、みんな重々承知だと思います。
子供には、自殺をいけないこと=命は大事だよ、と教えるのはもちろん大事なのですが、いじめからは全速力で逃げていいし、死ぬくらいなら学校いかなくていいよー、転校してもOKだし、母ちゃんor父ちゃんは何があってもあんたを引き受けるよ!と伝えておくのも大事だと思うのです。2015-07-27 13:33:04
和田
>達五郎さま
鬱というより心神喪失状態というやつでしょうか。私としては例え心が病もうとも、ようは死ぬという選択肢の存在を知らないべきなんじゃないかなと。子どもが「自ら死ぬ」という知識・選択肢を持っている事自体が問題なんじゃないかなと思います。故に社会全体でもっと自殺を禁忌扱いしてもいいんじゃないかなと。

いじめが根絶されれば、周囲の理解・環境が改善すれば、自殺はもちろん減ると思いますが、そういった改善以外にも自殺自体を忌む意識を日本社会全体が育んでいく必要もあるんじゃないかなぁと自殺大国の国民としてちょっと思います。2015-08-03 06:51:27
konnoさん
私はうちの子供たちに、「自殺は、人を殺すより罪が重い」と教えています。「人を殺すより…」という表現はいけないかもしれませんが、自殺は本当にいけないことと思います。2015-09-05 18:30:50
和田
>konnoさま
多くの宗教では自殺したら地獄に落ちるって扱いですものね。自分を殺すことも殺人ですし、やっぱり命は自分も他人もひっくるめて尊いものですよね。軽々に絶ってよいものではないです。2015-09-09 10:31:46