Officeの時代は終わったのだ

ありがとうMicrosoft Office。10年前、パソコンとはOfficeだったが、今は違う。

2013-11-09 09:09:35
入力時間 / 11:11

10～15年前、パソコンと言えばオフィスだった。「パソコンが使える＝Word、Excelが使える」でもあった。しかし、時代は進みネットワークインフラが整うにつれてMS Officeの存在感はどんどんなくなっていく事になる。Open OfficeやKingsoft Office、LibreOfficeなどオープンソースや激安オフィスソフトもどんどん増えている。

そんななか、MSの次期CEO候補であるステファン・エロップさんは「Officeにフォーカスする」ことがMicrosoft再建の鍵だと思っているらしい。私は違うと思うけどねハッキリ言って。確かに一時は高い評価を受けたBingなんて誰も使ってないし、Surfaceは大コケだ。命綱としてのOfficeって存在はあながち間違っているとは言えない。でもね、それはみんながWindowsを使っていればこそという大前提でもあるわけです。

私が新生Microsoftに望むこと

私が望むのはビジネスで使いやすいOS。オシャレじゃなくていい。変なアニメーションもいらない。堅牢でサクサク動く便利なWindowsが私は本当に欲しいんだ。きっと仕事でWindowsを使っている人なら誰もがそれを望むのではないか？エンタテイメント性？そんなのいらねぇ！効率的に業務を遂行できるOSが欲しいんだよぉおぉぉぉ！！

Appleのせいだ

アップルが悪い。アップルがそそのかしたんだ。マイクロソフトを。今では多くのLinuxのディストリビューションも「リッチなUI」になり始めてる。たしかにコンシューマにとっては必要だろうよそういう要素は。でも仕事で使うマシンはさ、1分でも1秒でも早く仕事を完了させるためのものだろ？

「リッチなUI」のすべてが悪いとは言わん。でも私はCUIが究極のインターフェースだと信じる者なので、今のUIの流れは正直あんまり好きくない。「誰もが簡単に等しく操作できるUI」も大事だが、「一部の人間が究極に効率的にコンピューティングできるUI」も私は大事だと思う。

望むことであればWindowsはそういった方向を目指して欲しかった。っていうか目指して今からでも！