バカッターの被害者
冷蔵庫に入ったり、共有調味料を鼻に突っ込んだり、いろいろ騒がれている若年層によるツイッターでの愚行ですが。
2013-09-04 02:35:07
入力時間 / 09:38
別に擁護するつもりは毛頭ないけど、私が学生時代にtwitterが当たり前のように存在していたら、軽い悪ふざけはしたかもしれないなぁとも思う。いや、擁護するつもりは無いし救いは無いけどね。でも、私の高校時代はポケベルとかPHSの時代だったし、Pメール(カタカナ20文字)とかそんな時代の話だ。
それを考えるとインフォメーション・テクノロジーはわずか十数年という短期間でここまで激変し、教育や文化がITの進化についてこれていないという側面はあるんじゃないかな。いや、こういうバカがその被害者って言いたいわけじゃないんだけど、少なくともそういった要因もあるんじゃないかと。
インターネット黎明期は多くの人が個人情報を手作りのホームページに公開していた。それから少し経つと、それが社会問題となり2chなどの影響もあって「インターネットは怖いところ」「個人情報なんて絶対出すな!」みたいな風潮になった。
しかしSNSが隆盛するとともに、再び「個人情報」という認識や扱いが緩くなったのは事実だろう。今ではツイッターで自分の携帯電話の番号を晒すのが流行しているとかなんとか。片やGoogleストリートビューの撮影すら拒み、片や惜しげも無く携帯電話の番号を晒す。なんだか対極的な価値観が同居する不思議な時代になりましたね。
ちなみに数年前に今の日本で発生している「バイト先での悪ふざけ」が米国で問題になりましたよね。タイムマシン経営なんて言葉もありますけど、こういった悪ふざけも時差を経て日本に伝わるんですねぇ。
バカをやる当人が悪いのはもちろんのことだけど、インターネットという急速に変化する文化に対しての(学校や家庭での)認識や教育の甘さやも要因の一つなんじゃないかなぁ。
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