20年でWWWはどう変わった
World Wide Webがこの世に生まれて20周年だそうです。そのうちの10年以上付き合ってるんだな私は。
2013-05-01 13:52:47
入力時間 / 12:51
World Wide Webがこの世に生まれて20周年。それを記念して世界で初のWebページが公開されています。いやー感慨深いものですね。ワールドワイドウェブはCERN(欧州原子核研究機構)に勤めていたティム・バーナーズ=リーが情報管理・情報共有を目的として策定したのが始まりです。詳しくはwwwをご参照ください。
20年経ってwwwがどう変わったか。より複雑に技術的側面はたしかに進化したが、コンテンツ自体の存在意義は昔よりも遥かに程度が低くなっているように感じるのは気のせいだろうか。これは「メディア」という存在の宿命なのかもしれないが。
人は知識や経験を得るために多くの労力と時には金銭を代価として失う。しかし情報の共有はそれらの損失を軽減してくれる。それは例えるなら親から子へと伝えられる慣習のようなもので、情報伝達や経験の継承を効率的に行うための手段こそが情報共有の根幹にあると私は考えている。
しかし、昨今のwwwはそれらが形骸化し、テレビや新聞の代替メディアとして認識されている気がしてならない。もちろんこれも時代やニーズの変化によるものだから、仕方のないことなのかもしれないけどね。
インターネットには未来があると私は今でも信じている。たとえ相手と何百キロ、何万キロ離れていようとも、国や言語や宗教が異なっていようとも、情報をwwwという大海に放つことでその情報をリアルタイムで共有できる。
本当にwwwは偉大です。この時代に生まれることができて私は本当によかった。
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