和田憲幸のブログ

これは本当に怖いですね。障害の詳細についてはこちらをご参照ください。
私自身は全く被害ゼロですが、ファーストサーバを利用しているお客さんのデータが綺麗に飛びました。清々しいほど綺麗に。そしてサポートからの回答は「サーバ初期化したから再設定（メールアカウント・FTP・サーバ設定等）と再アップロード（Webサイトのデータ）よろしく。メールの受信ボックスは消えたぜ！」みたいな初期対応。そりゃぁないぜファーストサーバさん。これが自分の利用してるWebサーバだったら・・・と思うと背筋がゾクッとしました。

その後、データ復元を試みたようで全てでは無いですがある程度のデータは復元に成功したようですが、キッチリ消えるとこは消えていたようで「CMS使うリスクってこういうことなんだよな」と改めてWebサーバに依存する環境のリスクを痛感した次第です。

データ管理を他社に依存する危険性

これはGmail障害などクラウドが叫ばれてから何度か浮き彫りになっている問題ではあるが、単純にWebサーバのデータが飛ぶってかなり怖い。今では多くのサイトやブログなどがCMSによって作られていて、ローカルにバックアップを取っているサイトはそう多くは無いはずだ。これがまだ企業プロフィール的なサイトであれば、再作成は容易なものだが、本ブログのようなサイトを内容を含めて再構築することは不可能だろう。情報ってホントお金では買えないものだ。これは怖い。

こまめなバックアップ体制を

Webサーバに関するこういったリスクを回避するためにはバックアップを取るしか無い。こういったデータ消失の危険性は何もファーストサーバだけの話に留まらず、どんなWebサーバにも内在するリスクだ。どれだけ信頼性や高安定をうたっていても、ある日突然やってくるものだ。

FTPサーバの情報を定期的に差分バックアップを取るアプリとかもあるので、ぜひ強固なバックアップ体制を取ることをオススメいたしますよ。