ヤマー買収でマイクロソフトはじまった
ヤマーと言っても日本の多くの人は知らないだろうが。
2012-06-20 12:37:13
入力時間 / 10:34
ヤマー(Yammer)は2008年のTechCrunch50で優勝したスタートアップです。簡単に言うと企業向けtwitter。今は企業向けFacebookになりましたけどね。今ではフォーチュン500企業の実に8割が利用しているという破竹の勢いのWebサービスだ。
そんなヤマーをマイクロソフトがなんと買収!私は「いよいよマイクロソフトはじまったな」と感じました。先日発表されたサーフェスも良い感じだったが、最近のマイクロソフトはちょっと気になる存在になりつつある。
マイクロソフトはコンシューマ向けじゃない
まずそうなんですよ。アホのマイクロソフトはどこで道を違えたのか、コンシューマに傾倒しちゃってたんですよね今まで。それはAppleを意識してのことだというのはわかる。が、しかし自身の本分を間違えてはいけない。Windows1.0の時代からMicrosftはあくまで企業向けの企業だということを忘れちゃいけませんよね。
一般消費者のことなんて捨て置けばいい。MSは企業の事だけをもっと真剣に考えていれば、今のような体たらくはなかったはずだと私は確信しています。XpでもVitaでも7でも8でも思うけどUIを一般消費者向けにする必要なんて最初から無かったんだよ!!なんで2000系で進化しなかったんだ!って人はたぶん世界中に居るだろう。
アップルのよく知られたポリシーは「コンピュータを全ての人に」ですよね。でもMSがそれに追随する必要なんて最初から無かったんです。MSはもっと企業のことを大事に考えるべきだった。そうすればLinuxやOpenOfficeにシェアを奪われる事も無かったのだから。たとえ一般消費者に使われなくなったとしても。
今回のYammer買収はMSがMSのアドバンテージを見直したという契機になるのかなと私は捉えました。MSの本分はエンタープライズ分野であってエンターテイメント分野ではない。そのことをもう2度と忘れてくれるなよバルマー。
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