スタンドアローン時代に生まれて
今の世の中においてスタンドアローンになるのって難しいね。
2011-02-27 05:03:21
入力時間 / 10:20
スタンドアローン(stand-alone)とは独立とか孤立とかそういう意味です。主としてアプリケーションやコンピュータの環境がネットワークに繋がっていないこと、つまりはオフラインであることなどを表す言葉ですね。単独で完結しているという意味もあります。
ここ数日、何の気なしにSkypeなどのメッセンジャーをオフラインにしてみました。特に意味は無いんですけど。すると電話がかかってくるんですね。インターネットのインフラが整う前はこれが当たり前。でも今はそれが当たり前では無い。今後もっと世界中のインフラが整備されていくとスタンドアローンで居られなくなるに違いない。
休日はオフラインになる人はまだまだ多いと思いますが、この先スマートフォンが普及し、コンピューティングの定義が変わると完全なオフラインになるのは非常に困難になるだろう。特に害は無いと思うけど。何か不思議な感じがしてね。
全ての人間がネットワークに常時繋がってる時代はどんな時代になるんだろ。膨大な情報の大海を意識せずに泳ぐイメージだろうか。私はスタンドアローン時代に生まれたから運がよい。スタンドアローンが当たり前の時代と、ユビキタス時代の2つを体験できるんだから。
自分の思考や表現が、そして他人の思考や表現が、意識せずに共有されて交わる世界。いま地球はまさにそういった変革期にある。これまでも、そしてこれからもインターネットから目が離せそうにない。
私はつくづく運がよい。
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まあ、すでに携帯依存症の方もいらっしゃいますが。2011-03-02 17:28:20
コミュニケーション手段の急激な変化がもたらした功罪なんですかねぇ。常時何かしら繋がってるとかえってスタンドアローンを渇望するようになるかもわからんですね。2011-03-03 00:06:30