和田憲幸のブログ

多くの意見があり感情がある。この地球には60億の意思があり、その個々が己の信じる道を持っている。ではその中の誰かの考え方が正解と果たして言えるだろうか。いいや、言えない。言えるはずがない。

こうやってブログを書いてもいろんなコメントやお便りを頂く。それは共感だったり発見だったり反論だったり。そもそも私は自身の考えが絶対的だと思ってはいない。これはあくまでも和田憲幸という一個人が今まで集積してきた情報の解であり、それが社会で絶対的な価値を保証されるものなどと思えるはずもない。

それでも人は自身の解こそを信じている。それはもちろん私も同様で。他者になんと言われようとも自身の解を信じている。だからこそ生きていける。でも、他者の解が間違っているとは思わない。そもそも正解などこの世界には存在しない。

人間、齢を重ねると自身の価値観を押し付けたがる。なぜだろう。もちろんそれらは経験の賜物。無碍に無視はできないが、価値観を他者に押し付ける事は他者の価値観を否定することに繋がるのではないか。

他人は他人でいいじゃない。自分は自分でいいでしょう。
自身の解は自身の中にのみ存在するのだから。

いつでも柔軟に。自分の意識・意思・思考を決して型にはめることなく。
常に柔軟に周囲の情報を貪欲に取り込んで導き出された答えは世界で唯一無二の解だ。

故に正解はこの世界に存在しない。それでいいんでないかい。