和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(45歳)のブログです。

ファン(fan)とレビューと

ファンと言っても扇風機のことではありませんよ。

2010-01-04 06:17:37
入力時間 / 12:04

ホームページや経営においても、また人生においても。ファンをつくるという事はとても大切だなという話です。

昨年はご存知の通り無職でダラダラ生活しておりましたが、様々な頂き物やお便りのメールなどをたくさん頂き、応援してくださる皆さんに生かされてるんだなぁと痛感する一年でした。応援してくれる人がいる。これはとても大切なことです。支持者と言い換えてもいい。

iPhoneアプリを探すのが日課になって久しいですが結構レビューを書いたりしてます。で、どういうアプリにレビューを書いているか、自分を考察してみたところ「応援したい!」と思うものや「他の人にもっと知って欲しい!」と思うようなアプリに自分はレビューを書いている事がわかりました。これってバックリンクの原理とまったく同じですよね。

Googleの検索順位を決めるアルゴリズムには「良いホームページは良いホームページからリンク(支持)されている」という基礎理念があるわけですが、これがまさにファン(支持者)が大切な要素ですよね。支持者からリンクが貼られ、それが結果としてホームページの順位をあげるわけです。つまりSEOを考えるのであればファンを増やすようなホームページじゃなけりゃ駄目ってことですよね。

ではどうすればファンが増えるのか。もうざっくばらんにぶっちゃけるのが一番手っ取り早いのでは無いかなと。企業ともなると品格や体面を気にせざるをえません。社会の中で事業をやるということはまさにそういう事だと思います。でも体面を気にしていては自身の個性、企業としての臭いが埋没してしまうのではないかなと。

例えそれが悪臭であったとしても強烈な臭いを放てばそれは個性です。その強烈な臭いが好きな人もいる。オナラの匂いのように。無味無臭の企業は応援するに足るとは思えない。ある意味、人間臭さが「応援したい!」と思わせる一因なんですよね。だから制作会社が小奇麗に作った冷たいホームページよりも、社長自らホームページビルダーなどで拙い知識で作ったであろう熱いホームページの方が私は好きだったりします。

iPhoneアプリも商売も、そしてホームページも。結局はファンを作るためのプロセス。冷淡に情報を語り無味無臭で個性をスポイルしたホームページを作るよりは、例えそれが悪臭であったとしてもそれを恐れる事無く、本音をぶっちゃけるくらいのホームページのほうがきっとファンは増えるはず。臭っいマンコが逆にイイ!みたいなかんじ。

商売は人間が居てはじめて成り立つもの。人の介在しない商売などこの世にあろうはずが無い。であればより個性・人間性を前面に出し、理念・考え方に共感してくれるファンを作ることが商売でもホームページでも大切なんじゃないかな~と思ったりしました。

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sakabonさん
初めて書き込みさせて頂きます。
毎回、ブログは読ませて頂いていますが、今回の内容は特にグッときました。
私は、某アパレルでHP作成やシステム管理をしているのですが、和田さんの考えが自分が考えていて行っている事と同じスタンスだったので、感激しました。2010-01-04 10:25:05
和田
>sakabonさま
アパレルの場合はブランディング=コンセプト、ポリシーですからね。大手ブランドが先駆者になりえるのも大衆を突き放すほどの強い個性と信念のなせる業だと思います!2010-01-05 05:34:58