不平不満
いま橋本知事のニュースを見ていてつくづく思ったんですけど不平不満について。
2009-02-04 09:58:21
入力時間 / 10:39
最近からなのか、昔からなのかはわかりませんが、不平不満って多いですよねニュースで。
「何かをやろう」と言う時に不平不満の声によって挫かれることって多いんじゃないかしら。
猪突猛進だったり、荒唐無稽な事に対しての不平不満なら良いと思うが、大阪府はいまそれを言ってる場合ではなかろう。
派遣切りの報道にも同じ事を感じた。
じゃぁどうすればいいんだ?
と問いたい。問い詰めたい。派遣切りは不当解雇だと。で、雇用を続けたとしよう。それで企業が健全性を保てるのか。大阪府の現在の学力水準のままでよいのかと。じゃぁどうすればいいんだ。減給は困る。解雇も困る。労働時間が延びるのも困る。サービス残業はもちろん困る。困るだらけなわけだが、その困った部分はどこが受け止めるというのだ。
学力が低いのは困る。教職員の給料を下げられるのも困る。もちろん解雇も困る。府立のエリート校を作るの反対。
ではどうすれと?
無いものねだりという言葉が適切かどうかはわからないが、やはり無い袖は振れないわけだし、ある程度、どこかで甘んじて受け入れるべきではないだろうか。文句ばかり並べてみたってそこに解決の糸口は無いでしょう。
いまの日本の国民一人当たりの負債700万弱ってのも、結局はだましだましやってきたことのツケなわけだ。
どこかでガツンと何かをやらなきゃいけないことってあるのではないか。それがたまたま当代なだけで。
それを次代に逃そうとする根性は卑劣というほかない。
当代のうちに痛みを受け入れようという気心が無ければ未来は本当に絶望的になってしまう。
増税も民営化もなんでもそうでしょう。いずれは必ずそうせざるを得ない事を政治家は知っているし国民も知っている。
だからそこから目をそらしちゃいけないのではないか。
国民の顔色をうかがうのではなく、政治が国民を引っ張っていくべきではないか。
革新を敬遠するな。痛みを受け入れよう。日本が最良の国家であるために。
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