和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

スマホの次はなんだ

スマホブームも一段落。次はGoogle GlassやAppleウォッチなどのウェアラブル・コンピュータの時代になるのかな?

2013-04-22 10:37:25
入力時間 / 12:44

テクノロジーの潮流は本当に早い。早すぎるって!!と、全世界のIT関連の人たちはみな口をそろえて言うだろう。ま、そこが面白いところでもあるわけだが。スマホの次と噂されているのは現時点で1択「ウェアラブル・コンピュータ」だ。ウェアラブルとはwearable(身に着けられる)なコンピュータの事だ。スマートフォンのように持ち歩くものではなく、装備するもの。ということやね。

現時点でのウェアラブルコンピュータの代表格としてはやはりメガネ型のGoogleグラス。そしてまことしやかに噂されている腕時計型のアップルウォッチ、サムスンウォッチあたりだろう。「腕時計型のコンピュータなんているかぁ?」と思うことなかれ、ウェアラブルの恩恵は意外と大きい。

携帯電話の歴史を

携帯電話は遡れば車載電話や、やたらデカイ携帯電話時代を経て現在のサイズに収まった歴史がある。つまりは携行性を時代に合わせて最適化しているということですね。そういう流れを考えれば「持ち歩くもの」から「身に付けるもの」に進化するのは必然と言っても過言では無いだろう。

でも時計サイズやメガネでできることってたかが知れてない?

と、思う事なかれ。「たかが知れていること」ができるだけで十分なんだ。今はスマホブームの影響もあって、みんなアホみたいにスマホをいじっているだろう。でもこの熱中状態も所詮は一過性のもの。結局のところ「スマホで何やってるの?」と問うたらば「ゲーム」となるのはアプリランキングを見れば明白であろう。でも、ゲームやるならゲーム機でいいじゃん。

コンピューティングとはつまり情報の出し入れだ。そしてモビリティに求められるのは主に情報の呼び出し。そう考えるならば「持つ」という邪魔くささや「使う」という行動を起こす事無く、コンピューティング(情報の呼び出し)という恩恵をが得られるウェアラブルの未来は必然と言えよう。

もっとも、ウェアラブルコンピュータが市場に受け入れられるまでは2年から3年の歳月を要するだろう。それはOSの最適化や価格の低下を含めて必要不可欠な時間だ。個人的にはVUI(voice–user interface)を使ったイヤホンやヘッドセット型のウェアラブルも出てくるんじゃないかなーと思う。これは現在の技術ではまだ難しいからもうちょっと先の話になるかもしれない。

未来のモビリティ用Webサイトの姿

これらを踏まえるとモビリティ用Webサイトの未来はやや悲観的だ。「見た目を見せるもの」から「情報だけを提供するもの」へと変遷することが必然のためだ。なんとも味気ないが、コンピューティングの未来はきっとそういう方向にシフトしていくんだろうね。ま、インターネットの本質は情報だから仕方のない事だけど。

と、いうことでコンピューティングの未来はもうすぐそこまで来ている!
やっぱ面白いねコンピュータって!おら、ワクワクすっぞ!

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