和田憲幸のブログ

検索エンジンのGoogleは、いつの間にかGoogleになってしまった。Googleが今度はEコマースへの参入を検討しているようだ。これは連敗続きのGoogleにとっては当然の道筋なのかもしれないが。

そういえばGoogleの「悪をなさない」というポリシーを否定したのはジョブズでしたね。Googleは肥大化しすぎた。もはや「検索エンジンのGoogle」という面影はない。それはGoogleの危機感によるところが大きいだろう。

先駆的なサービスを多く産み出してきたGoogle Labsの終了もそうだが、ここ最近のGoogleは一企業に成り下がってしまった感が否めない。もちろんGoogleは一企業だから仕方が無い事なのだが、みんなのビジネスオンラインなどもそうだが、GoogleがWeb業界（制作業界）を殺す日はそう遠くないかもしれない。

Web業界（制作業界）は今までGoogleは味方だと思っていただろう。
しかし、危機感を持ち退路を断たれたGoogleに後ろからブスッと刺される日は近い。

もちろんそれは社会にとっての悪という話ではないが、Googleが今後多くのWeb産業を潰していくことは避けがたい未来だと私は考える。私としてはいつまでも先駆的な存在であってほしかった。検索エンジンという巨大なインフラを使ったビジネスだけはしてほしくなかったよグーグルさん。