妥協しよう、手を抜こう
妥協とか手抜きって比較的ネガティブな意味合いで使われる事が多い言葉だとは思いますが、妥協も手抜きも私は人生に必要な技能のひとつだと思っています。
2020-09-11 21:04:35
入力時間 / 15:12
かなり旧聞になりますが「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」でも少しそのような話題がありましたが、手を抜くってのは人生でも仕事でも必要な技能だと私は思っています。抜けるとこの手は全然抜いてよいのでは、と。抜く場所と抜かない場所、妥協する場所と妥協しない場所、の見極めが重要なのではないか、と思っているのです。
人生も仕事も「本当の本当に大事な部分」っていうのは、そう多くは無いと私は思っていまして、極論を言えば「本当の本当に大事な部分」以外はすべておざなりでもよいのではないかなと。おざなりでもよい、というと語弊があるのですが、少なくとも大事にすべき部分をもっとも優先すべきだ!と私は思うのです。
入れどころ、抜きどころ
人間というものは、いつでも、どこでも全開100%のちからを注ぐ!ということがそもそもできません。私が社会人になったばかりの頃に先輩に教えて頂いたのが「入れどころ」と「抜きどころ」でした。
力や時間を費やす場所、費やさない場所、をしっかり切り分けることでより自分の時間・能力・技能・資産を高い効果・効率で利用できる、ということです。
期待値の低い要素にどれだけ時間や労力を費やしても意味がありません。時間や労力が限られたリソースであるということを鑑みれば、やはり妥協する事や手を抜くことというのは必要不可欠なんじゃないかなと私は思っています。
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P.2008