おいしい話には裏がある
やや旧聞になるが「いつかはゆかし」を運営していたアブラハム・プライベートバンクが行政処分をくらって6ヶ月の営業停止になっていたそうで。
2013-11-02 16:02:30
入力時間 / 13:10
毎月5万円を積み立てるだけでいつの間にか1億円になってるという夢の様な金融商品を取り扱っていた「いつかはゆかし」ですが、さすがに金融庁からツッコミが入ったようです。いつかはゆかしのコトは以前書きましたけど。さて、6ヶ月間もの営業停止を受けてその後どうなっちゃうんでしょうねぇ。安愚楽牧場みたいにパタッと畳んでトンズラかな?
世の中には「おいしい話」がたくさんありますよね。私がはじめていわゆる「おいしい話」に接したのはマルチ商法のグリオというものでした。会社の先輩がドップリとハマッて「説明だけでも受けてくれ」と話のネタに聞きに行ったものです。論点のすり替えや不安を煽るなど、巧みな話術が印象的でした。その技巧をもっと別な場所で使えばまっとうに稼げるだろうに・・・。と、若いころの私は思いましたが。
この世界は”ほぼ”等価交換で成り立っている
と、私は思います。”ほぼ”等価交換。1:1を交換するか、またはそれに近い値でしっかり交換することを意識することが肝要だと思うんだ。これはごくごく簡単な経営の理論と同じですが、1と1.1を交換すれば当然0.1の差益がでる。それを積み重ねる事が商業であり経営なんじゃないかなと。
だから著しく対価の大きいお話というのは当然だけどあり得ない。宝くじに当たるほど運が良くない限りは。もちろんこの「ほぼ等価交換のシステム」は完全じゃないから、裏を突くことはできるけどね。でも、やっぱり大切なのは双方が双方にとっての1という価値を交換する事だと思う。
どれだけ論理的に組み立てられた「おいしい話」であっても、必ずおいしい話には綻びがあるもんだ。この世界が「ほぼ等価交換」というシステムで成り立っているという前提をしっかり踏まえることは仕事でも人生でも大事だとおもうなぁ。
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わしも、以前、破綻した某銀行の定期を持っておったが、利息と元本の保証がなかったらやばかったのぅ。今じゃ、国内の銀行で年利1%なんて絶対行かんから。 ゆかしは、怪しいとはおもったし、元本の保証がなかっったんで2013-11-02 19:20:15
そうですねぇ。全部接頭辞として「たぶん」が付いていたらまた違ったんでしょうけどね(笑)「月々5万円の投資でたぶん1億円貯まる」みたいな。不確定要素が高いにも関わらず、それをしっかり説明しないのは詐欺みたいなものですよねぇ。2013-11-02 19:26:02