ニートは環境から生まれる
私は父の会社が倒産しなかったらニートになっていただろう。
2012-06-11 07:51:29
入力時間 / 11:45
そういう意味では父の会社が倒産して本当によかった。
いま、PS3の東京ジャングルなるゲームをやってるんですけどね、動物って生きるの大変だなーってゲームながらに思いながらやっています。人間みたいにお金だしたら食い物が買えたり、外敵に襲われること無い寝床が手に入ったりしないですからね。本当に生きるのに必死です。まさに弱肉強食。
日本では0.5%がニートらしい。大卒で就職できなくて自殺する人が1000人になったそうだ。
馬鹿げた話だ。これらはすべて自分を甘やかす環境が生んだ悲劇と言ってもいいんじゃないか。
私は頼れる人が居ない。甘えることができる環境が無い。そうすると人間って不思議なもんで絶望するわけでもなく働いちゃうんですよね。食べるために。生きるために。甘えることができない環境は「生きること」を目的としてくれると思うんですよ。
一人暮らしを始めた頃、勤めていた会社が計画倒産し給料100万弱が未払い、クレジットカードの支払いも払えず、かといって親も金が無いから頼れず「あぁヤベーかも」と思っていたあの頃。本当にキツくなったら死ねばいい。という発想に巡り会えたことは私の人生を大きく変えました。逆に言えば死ぬ状況までいかなければ死ぬことは無いってことですからね。日本は恵まれてるからそう簡単に死ねないしね。
いつも背水の陣でいるわけにもいかないけど、ぬるま湯に浸かってるとやっぱ人間はダメになりますわね。餌と寝床を約束された動物園の動物たちなんて年がら年中ゴロゴロしてますものね。生きるってのは心臓が動いてることじゃないですよね。
大阪維新の会が「相続税率100%」みたいな事を言ってましたが、現実的ではないとは思いますけど、あながち悪い面だけじゃないとも思いましたね。安寧は大切だけど、居続ける場所じゃない。安寧を求めるからこそ活力が得られるわけだしね。
人生を有意義に生きる上で、危機感って本当に大切だなと改めて感じています。
東京ジャングルめちゃ楽しい。
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