スマートフォンと消費者と計画性
TechCrunchにオモシロイ記事があったので日本ではどうなってるかなって。
2011-10-28 01:54:36
入力時間 / 15:08
TechCrunchにAndroidバラバラ事件を見事にグラフ化というオモシロイ記事が載ってたので日本でのスマートフォン事情を少し調べてみた。
結構発売されているんですねぇスマートフォン。本日までに発売されたもののみをwikipediaからピックアップしただけなんですけども。いやはや、各国同じようですがこの「スマートフォンって売れるんじゃね?」という流れは異様というか気色が悪いですね。ちなみに現時点でのAndroidの最新版は2011年10月18日にリリースされた4.0です。
それを踏まえて上記の表を見るとなかなか痛快(笑)結局のところ、他人のふんどしで相撲を取ろうとしたところで良いことは無いんですよね(消費者に)。決してこれはAndroidを貶めようって話ではないんだけど、Androidが悪いんじゃなくて「スマートフォン」というバズワードに踊らされた携帯市場が悪いって事なんでしょう。
アップルを持ちあげたいわけじゃないけど、アップルは初代iPhone 3Gが2008年7月11日に発売されて、最後のアップデートがiOS 4.2.1なんですよね。iOS5.0がリリースされたのが2011年10月12日だったので、動作速度はともかくとしてつい最近まで現役のOSを載せていた事になります。2~3年てとこですかね。
転じてAndroidは今年発売されたものでも2.2のものがあったり、結構カオスですよね。3.x~4.xにアップデートできるかどうかは誰にもわからない(発売後18ヶ月間は最新OSが載せられるようにしようという試みはある)。
もちろん、すべての人が「最新OSにアップデートしたい!」って思ってるわけじゃないと思うけど、iOSのアップデートを見守ってきた身としては、古いOSのまま使い続けなきゃいけないなんてアリエナイ話なんですよね。機能もアプリもダンチですから。
つまりは計画性の無さはすべて消費者に還ってくるわけです。こんな商売やってたらあかんでほんま。私は未だにAndroid携帯とやらを買う人間の気持ちがわからん。もちろんこういった事情を知らない人たちばかりだからなんだろうけど、こういった道徳に反する商売を堂々とやってる日本の企業(世界的にだけど)はどうかしている。
「スマートフォン」という言葉にメーカーも消費者も踊らされてると言うほかない。
もっともっと、しっかりと計画たてようぜ!
まとめたEXCELファイルはこちらからダウンロードしてもいいです。
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