和田憲幸のブログ

マスコミや東電の高収入などが叩かれている昨今ですが、やっかみのように感じるのだがどうだ。という話。

公務員だとかマスコミだとか東電だとか、高収入が羨ましいなら自分もそこに行けばよかったんじゃないかな。私は高収入というものに憧れたことが無いからわからんけど、高収入がいいと思うのであれば自身がそこに身を置くための人生設計をするべきだったと思うよ。これは高収入や高待遇を肯定するものではなく、妬みを否定する話です。

私はどれだけお金が得られようとも政治家や公務員になりたいなんて思えないし思わない。もちろん実際になれないだろうけど。自ら進んでそういう場所に身を置きたいなんて人間、この世の中ではたぶん一握りだと思うんだよ。だからこそ高収入・好待遇で釣らないと釣れないという側面もあるんじゃないかな。

人生の目的が多様化する現代社会において、人材を確保することは大変だと思うのよね。私が考えるに「仕事」とは近い将来「安定」や「待遇」で選ぶ類のものではなくなると思うのだ。自分の人生の1/3を捧げる「仕事」が自分の人生の目的と無関係だったり乖離してたとしたら非効率的だと思うから。

だからこそ高収入や高待遇というエサってやはり社会には必要なんだと思う。本来であれば自らが収入の多寡に関係なく人生を捧げる事ができるというのが理想だと思うのだけど、それはあくまでも理想であって多くの業務でそれはすべてに当てはまることはない。

東電に関しては税金も投入されるということで、税金投入して、電気代値上げして、賞与払うんだ。という批判はあると思いますが、それはそれで私は仕方がない事だと思うんですけどね。東電の中の人には中の人の人生があるわけですし。まぁ妬みややっかみは見ていて切ないですね。