和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

時間をつかまえろ

人生とは時間をどう捉えるかだと私は思うんですよね。

2011-08-07 04:21:30
入力時間 / 17:43

時間という目に見えない厄介なものはその時々によって価値や密度を変化させる。見ようと目を凝らしても見ることはできず、捉えようと試みてもなかなかどうして捉えられないものだ。「生きること」とはとどのつまりは「時間をどう使うか」ということと同義ではないだろうか。

時間とは社会が決めた尺度ではあるが、時間とは存在しないに等しい曖昧な存在でもある。人によって感じ方も違えばその密度も全然違うわけだから時間の基準はあって無いようなものですよね。Aさんの1時間とBさんの1時間は決して等しくはないし同じ価値も持たない。

とにかく時間を見えるようにすることが私は大切だと思う。自分にとっての1秒、1分の密度を高めていく事が人生にとってはとても大切で有用な事だと思うのだ。なので私はストップウォッチが大好きだ。時間を計測するのがとにかく好き。自分が生きた密度を客観的に知ることができるためだ。

16時間

一般的な人間が1日に活動できる時間は睡眠時間8時間を差し引いた16時間ですよね。つまりは24時間の2/3しか活動することができない。1ヶ月間のうち10日間は寝てるんですよね何気に。つまり24時間という考え方はまず捨てる。16時間。さらに社会人であれば勤務時間を差し引いて8時間になる。つまり自由に自分で使える時間は人生の1/3ということになる。これは切ない。

分母

つまり24時間と考えず、自身が使える時間を分母にすれば時間への考え方は180度変わる。1時間を1/24と捉えるか、1/16と捉えるか、1/8と捉えるかで同じ1時間の持つ大切さは全然違いますよね。1/8を無駄にするということは万死に値する。時間とはやはり金なのだ。

日・週・月・年が混乱を招く

そもそも時間の計測方法が時間をより見えなくしている。今週とか今月とか今年とか、そういう区分があるから仕方がないのだけど、少なくとも「○ヶ月」とか「○週間」という表現は直感的ではない。すべての時間を○秒、もしくは○時間に起こし直せばより直感的に時間に触れる事ができるのになぁ。なんかモヤッとしません?

人は生まれながらにレーサー

だと思います。少しでも速く。1秒でも速く。そうやって生きていけばきっと時間の密度はどんどん高く、濃くなっていくはず。もちろん「速ければいい」というわけではないけれど、速さを追求しなければ時間の密度はいつまでたっても希薄なまま。限りある人生、いつ死ぬかわからないわけだし、可能な限り濃い人生送りたいですよね。

「速く」とはつまり「合理的・効率的に」という事だと私は思います。ようは無駄を極限まで省く。どうでもいいことに時間を費やさない。そうすることで自分に与えられた限りある時間を大切に使えるって事だと思うんだなぁ。

時間って大切ですよね。

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