パソコンから学ぶストレス対策と解消法
かねてより思っていたんですよパソコンと人間って本当に似ているなと。
2011-04-27 03:55:57
入力時間 / 31:15
ガイア論じゃないけれどパソコンの仕組みや機構は本当に人間や社会とよく似ている。
人間は自分のことは満足に理解できないけれど、自分のこと以外は思いのほか客観的に理解できますよね。なのでストレスという精神性が高く発生源が特定しづらい問題をパソコンに見立てて理解しようという魂胆です。
一度に多くののタスクを並行して処理する
パソコンに負荷(ストレス)がかかる要因のひとつですね。多くのアプリケーションを同時に立ち上げたり、いろんな処理を一度に行うとパソコンはCPUとメモリを一気に消費します。同様に人間でも多くの問題や考え事・仕事を同時に複数かかえているとストレスがたまりますよね。それは人間もメモリが足りなくなるからだと思うんですよ。人間が一度に思考できる範囲なんてたかがしれています。多くの問題を一度に解決しようなんて思わないで、アプリケーションをひとつづつ終了させて、ひとつづつ問題を解決するほうがかえって近道の場合もあるんじゃないかしら。メモリを増設するということは人を増やすということと同義です。ひとりでシンドイ事は複数人で対応しましょう。
ハードディスクの空き容量が少ない
メモリとハードディスクというのは混同されがちですが全然違います。ハードディスクは主記憶装置でメモリは一次記憶装置です。メモリとは主として今頭に思い浮かぶこと。ハードディスクとは考えて思い出すような事ですね。人間は生きていく過程で色んなものを脳に貯めこんでいきます。それは記憶だけじゃなく、人間関係だったり物質的なものだったり、金銭的なものだったり。でも貯めこみ過ぎると新しいものを受け入れるゆとりもなくなるし、アップデートするための差分ファイルを入れる余地すら無くなってしまいます。人間も同様に適度に身軽であるほうがストレスは貯まらないと私は思います。いらないものはどんどん捨てていきましょう。「いつか使うかも」なんて考えているとストレスばかりが溜まってしまいますよ。
設置環境
パソコンを設置する場所。熱がこもりやすい場所に設置したり、供給電力が足りないコンセントに接続すると動作は著しく不安定になります。人間も同様でいまいる場所が必ずしも自分にとって最適な場所とは限りません。自分の身を置く場所そのものがストレスになるならば、それは決して自分の能力を最大限に発揮することは難しいでしょう。自分がいま居る場所が本当に最適な場所なのか、そういう事も考えてもいいかもしれませんね。
長時間の稼働
パソコンは長時間ずっと稼働しているとあまりよろしくありません。何がよろしくないって不要なキャッシュファイルがどんどん溜まっていったり、メモリにカスが溜まっていくんですね。長時間ずっと稼働していると場合によっては磁気が溜まって動かなくなる事もあります。パソコンってスゴイデジタルというかハイテクなイメージですが、中身が結構アナログなものです。人間も同じですが長時間の稼働は控えめに。
無限ループ
一般の人があまり遭遇する事の無い問題ですが、ソフトウェアエラーの原因のひとつに無限ループというものがあります。これは分岐処理の定義を失敗して無限に処理をくり返してしまうというもので、ものっすごいパソコンに負荷がかかります。ようは解決しない問題って事ですね。解決しない問題をあれこれ考えても解決しません。さっさと強制終了させましょう。
ネットワークにうまく接続できない
LANなどのネットワーク環境で他のパソコンに接続を行っている場合、そのパソコンから接続を切断された際に何度も接続を再開しようと頑張ることでパソコンに負荷がかかります。最近のOSではあまりありませんが、昔のOSではパソコンの電源を切る順番を間違えるとこういうことがよくありました。ネットワーク(人間関係)に依存することなく、切断されたらスパッと見切りを付ける潔さも必要です。再接続を試みれば試みるほどストレス貯まることもありますよ。
ウィルスやワームが潜んでいる
ウィルスやワーム、ボットがパソコンに潜んでいると何かとパソコンに負荷がかかります。身体的な健康状態だけじゃなく、精神面や人間関係自体を健全に保つ努力と意識は必要ですよね。自分の精神や環境のウィルススキャンも忘れずに。見つけたときは厭わず駆除するように。
ブルースクリーン
人生って理不尽だよね。という事を痛感させられるブルースクリーン。人生は理不尽です。ブルースクリーンに映しだされたエラー番号を控えてみても何も解決しません。悲しみにくれる暇はない!ただリブート(再起動)するのみ。何事も諦めが肝心です。そして人生とはこれ以上無いほどに理不尽です。
ということでだいたいこんなところでしょうか。
パソコンも難しいようで案外単純でアナログなものです。
人間も同様に難しいようで客観的にみれば案外単純なのかもしれませんね。
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