和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

Web制作者の色と味

Web制作者はカラーを持っている。そして味も持っている料理人なのだ。

2010-03-18 17:08:39
入力時間 / 09:40

料理とはこの世界で一番歴史の深い創作の原点だと思う。料理人は様々な道具や調理法でひとつの料理を作り上げる。そしてその料理人には得意なジャンルがあり、傾向があり、カラーを持っている。それは制作者ととても類似点が多いのではないだろうか。

Web制作においてもそれは顕著で、得意のテイストや技法・スキルなどありますよね。私の専攻はJavascriptとPerl、あと少しのUI。どちらかといえば戦略や設計の方がメインかもしれない。これは和田憲幸という制作者のカラーだと思う。よく周囲からは「和田っぽいホームページ」と言われますが、これが和田憲幸のカラーってことで・・・。まぁアップルの真似事なわけですが(笑)

そう考えると制作者によって和食なのか洋食なのか中華なのか。いろんなジャンルに分けることができると思うんですよね。和食なら懐石なのか家庭料理なのか、大衆食なのか。結構飲食のセグメントと制作のセグメントってよく似てると思うんですよ。

例えば懐石料理。懐石料理は素材の味を最大限に無駄なことをせずに引き出すというイメージ。
中華料理は様々な技法や調味料を使って素材に味を添加するイメージ。
定食屋や大衆食堂は味もさることながら、そのリーズナブルなコストパフォーマンスが魅力的。
ファミレスはより合理的で効率的なインアウトを目的としていてコストパフォーマンスも味もそれなり。
ラーメン屋は品数・レパートリーは少ないが価格が安くて、食べたい人はいつでも食べたい!という感じ。

飲食店によっていろんなカラーがあって、制作者もそれとそれらに当てはまるんじゃないかなと。
ちなみに私は例えるならクセの強いラーメン屋ってとこですかね。頑固オヤジがやってるような感じの。

ぜひ一度、自分がどんな料理屋さんなのか、またはどんな料理屋さんを目指しているのか考えてみると面白いですよ!

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P.525

さん
最近よく(たぶん今後も)お邪魔してます。

和田さんはご自身で頑固親父ラーメンと表現してますが、「この店は俺の一代限りだ!」ってところがないですよね。
惜しみなく素材の味を教え、調味料のイロハもしっかり(うっかり?)教えちゃうし、サービスのテクもさらけ
だしちゃう。いい「師匠」でもあるかなと思います。

私は何つくっても「おかーやん」(なぜか作るたびにデキが違う)の域を出ない味にはなりますが、何をやっても
結局自分が出ちゃうのが「料理の味」ですね。ちなみにリアルで最強調味料はめんつゆだと思います。2010-03-20 18:28:55
フォルゴーレさん
すごいわかります。

私自身毎回「良いもの」を作ろうとすると
結局同じレイアウトやテイストに偏ってしまいます。

毎回それを脱却するのに苦労しますが
最近はそれでも"良いもの"は"良いもの"だから
「良いもの」なんじゃねーの?という気もしてきていて、
敢えて別のサイトを作るから,"今までと違う"という風にするというのは
必ずしも正解ではないなと思いはじめてます。

むしろ"その人らしさ"が現れてるのは良いことなのかなと思っています。

だってWebの星空にはたくさんの星があるわけですから。2010-03-22 11:57:33
和田
>犬さま
いやぁできればさっさと後継者みつけて隠居したいんですけどね・・・。良い人材ってのはそう転がってるもんじゃないっすよね・・・。めんつゆは確かに最強ですね!めんつゆ+揖保の糸のコンボは最強です!

>フォルゴーレさま
ある程度、ユーザビリティを追求していくとレイアウトに関してはほぼ必然になるとあたしは思ってます!クライアントの指向に合わせてた頃は出来上がる質がバラバラでしたが、自分本位にやるようになってからは割と統率がとれてきたっつーか似通ってるっつーか・・・。Webの夜空でベガになりたいですわなっ!2010-03-23 06:28:41
seikaさん
私は あえていうならば
仮に自分が和食亭だとして 隣においしい西洋食堂が出来たら
(となりのスパゲティなんておいしいんだ)って
自分の作る料理に自信をなくすタイプです。

自分が(どんな料理屋さんなのか)って とてもすごい考え方ですね。
自分探しをしてる今なので
梅酒でも飲みながら ぽわ~んと考えにふけってみたいと思います(真面目) 笑2010-03-24 19:19:07