和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

直感と情報と努力

みなさん努力してますか!努力ってのは口外するもんでもないんでアレですけど。

2009-05-28 05:03:31
入力時間 / 23:37

私は情報というものを非常に大切にしています。情報というよりは情報収集ですね。何度か書いてますが1日に10数のニュースサイトやフィードを10回以上は確実にチェックします。取りこぼしが無い様に。特にRSSフィードは放っておくと1日見ないだけで数百件たまってしまうため、随時見ていかないと追いつかないんですね。だから小まめにどんなに多忙な時もチェックを欠かすことはありません。それはなぜか。情報がこの世界を支配していると言っても過言では無いためです。

情報とは価値であり時間である

情報自体には大きな価値があります。もちろんワイドショーで流れているような情報はクソみたいなもんです。あの類の情報に価値なんてまったくありません。インターネットで世界が変わったのは間違いないですね。今までは知りえなかった世界中の情報をほぼリアルタイムで知ることができる。それは大きな財産であり、膨大な時間の短縮に繋がるわけです。オープンソースひとつとっても、そのオープンソースを知っているか否かによって工数を大幅に減らす事ができる場合なんて稀じゃない。だから知識と情報は価値であり時間なんです。コンサルなんて生業が成立するのもそのためです。

直感について言っておきたい

で、副題の直感がでてくるんですが、皆様は直感というものをどう捉えているでしょうか。フィーリングなんて言いますが、これ実は抽象的で曖昧なものじゃないんです。人間の脳みそはCore i7に負けず劣らず非常に高度な演算を一瞬で行う事ができます。ひらたく言うとそれが「直感」です。その人の経験・知識を総動員して瞬時に算出された結果が直感なのです。だから、直感はその時点でその人間にとってのベストアンサーなんですね。ちなみに人間が決断を下す5秒前7秒前にはすでに脳内では何を選択するか決まっているなんて研究成果もあるようです。

直感をより正確にするために

ただその直感が正しいかどうかとなるとその人間の経験・知識量に比例するわけです。ようは10の経験・知識しか無い人間と、1000の経験・知識がある人間では直感で導かれる答えの妥当性が大きく異なるという事。ようは馬鹿が直感で動くとたち悪いってことですね。ワンマン経営者の下で働いている人は耳が痛いのではないでしょうか。北海道には多いんですが零細のワンマン経営者は基本的に直感で動きます。そして少ない経験則から導かれる直感は往々にして失敗するケースが多いのが悲しいけどこれ現実なのよね。

どれだけの知識量・経験を持っているかという事

とどのつまりはそういう事になります。どれだけ知識を持っているか、どれだけ経験したか。ようは引き出しの多さという奴です。それがその人間の考え方、行動に大きな影響を与えるということ。そう。まずは情報ありきなんです!!あ、それを言いたくてコレ書いてるんですけどね。まず知識と情報ありき!という事をね。和田クラスになると、そりゃぁもう膨大な量の情報を持ってるわけですよ。容量にしておよそ3キロバイトは堅いね。そして経験人数も少なくはない!でもエッチはタンパクですけど。チンチンも細いし。でもいま言いたいのはそういう事じゃないんです!!!!ちなみに余談ですが「あんたとセックスしても楽しくない」と言われた事がありますね。ほっとけこのヤロー!!

直感と情報と努力

ここで主題に繋がるわけなんですが、努力って大切ですよね。努力。美しい言葉だと私も思います。しかしただがむしゃらにする努力を努力とは言わないと言う事です。私も30年人生やってきて「自称努力してる」人間に数多く出会ってきました。ではその努力の向いている方向性は正しいのかどうかを考えず、ただ「頑張っている」、ただ「必死にやっている」人間ばかりでした。そう。「労働時間と労働の対価が比例しない」ように、「努力に費やす時間と結果も比例するわけではない」という事を声高に叫びたいのだ。

たとえばプログラマになりたい人が居たとしてFortranをいまさら学んでなんになるでしょう。と、言うこと。努力は必ずしも結果と直結しないと言うこと。努力をするのであればどの方向に対して努力をするかを見据える必要があるってことだぁ!!わかったか丸田!いまさらPerl習得しても仕事なんかねーってことだYO!おっと、熱くなりすぎましたね。

直感を頼りに経営をするのも、努力をするのも、改革をするのも良いでしょう。ただその信じるべき直感の源は紛れも無く知識であり経験なのです。それを理解せずに努力したとしてもそれは恐らく徒労に終わるでしょう。これはひとつの確率論ですので、必ずしもすべてがそうあるわけではありませんが、確率を押し上げるためにも情報の収集は怠ることの無いように。

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