和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(43歳)のブログです。

自分が正しい

批判・中傷の類の大部分が「自分が正しい」という感情の発露。

2008-12-24 02:52:33
入力時間 / 20:21

例えばOSなんかでも。今だと主だったOSは大きく分けて3種類。Macが最高だ!とかWindowsはソフトが豊富で一番だっ!とか、堅牢性と柔軟性を考えれば絶対にLinuxだ!など。それらを全て使っている私からするとちょっと疑問なんですけど「どれかひとつに絞らなきゃダメ?」と問いたい。

自分が正しいと言いたい人たち

なんでもそうですよね。音楽でも趣味でも。「ガンダムはファーストしか認めねぇ!」と言ったように自分の主義・主張を他人に押し付けるのが人間なんでしょうかね。インターネットではそういう意見を目にする機会が多いような気がします。主義・主張を顕示するのは別に悪いことじゃないけど。

自分が正しいから自分以外を批判してみる

自分が正しい。自分がジャスティス。そう自分こそが唯一神だと言わんばかりの、私を含めた愚かな人間は自分の考えに即さない考えに対して誹謗中傷という鉄槌を下すわけだ。そりゃぁ子供じみてるわなぁ。主義・主張を示すのは言いとして、それがイコールで他人の考え方に干渉する道理にはならないですよね。でも案外、戦争・紛争の発端はそういうところにあったりするわけで。

誤った論理思考

例えば「ラーメンが大好き」な人は「カレーが大嫌い」にならないのと同じように「MacOSが大好き」の場合「Windowsが大嫌い」にならない。ここでラーメンとMacOSが違う点は理解度ですよね。双方を理解していれば「それは個人の好みでしょう」で片付けられるものが、よく知らないもんだからどうしても批判的になっちゃうのかしら。それって間違ってますよね。

ネット社会の闇

インターネットは感情が表に出やすいメディアだとは思う。感情を出しやすいというか、そこが「匿名性」というネット社会の闇なんだろうけど。感情の赴くままに批判したり、それこそ犯行予告をしてみたり。なんていうか品位が無い。youtubeのコメント欄を見てもそうだけど「この動画楽しいね」と言ってる人に「どこが楽しいんだ。馬鹿じゃないかおまえは」みたいなコメントが刺さってたりするじゃないですか。別にわざわざ批判的なコメントを書かなくても楽しい人は楽しませてやればいいじゃん・・・。

自分はやっぱり正しい

私は自分が正しいと思ってるし、私の考えていること全てがジャスティスだと思ってます。B型だし。ただ、その考え方をジャスティスとする事で他人を批判したり誹謗中傷するのはやっぱり間違っているでしょう。人間なんだから自分が正しいと思わないと生きていけませんが、他人の考えを受け入れることが即ち自分の考えを否定することにはならない。もっと人間の考え方はニュートラルでいいんですよ。0か1かはパソコンの世界だけで十分!

視野は広く。そして柔軟に。

で、冒頭のMacとWindowsの話に戻るんですけど、私はWindowsもMacもLinuxも使います。そしてそれぞれ良いところもあり、悪いところもあると感じています。それがベストだと思います。何かひとつを崇拝する必要なんて無いんです。この世に唯一神など存在しません。全部使えば一番バランスがいいんです。だから音楽もいろんな音楽を聴きます。別になにかひとつにこだわる理由なんてありませんから。その方が必ず自分の身になるから。了見が狭くならないから。

と、偉そうに言ってる私は他人に自分の価値観を押し付け、また求めるタイプなので今後は気をつけていきてぇなぁ…。

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