和田憲幸のブログ

ボーボーなのか、ボゥボゥなのか。今となってはそんなことどうでもいいことだ。
兎にも角にも私の肛門周辺には多量の毛が生えていることは紛れもない事実なのだ。

そういえば私が幼少の頃、父が「ケツ毛が多い人は清潔なんだぞ」と言っていた。どういう会話の成り行きでそんなことを父はのたまったのだろうか。今となっては確かめる術はないが。おそらく父も憶えてはいまい。

あまりにもボーボーなので、たまにケツ毛を剃ってみたくなる。この密林のごたるケツ毛すべてを一掃したら私のお尻は一体どんな姿になるのだろうか。そう思い立つことは特段不思議なことでは無いはずだ。私は浴室でケツ毛を剃る。

ケツ毛を剃るとチクチクする。私のケツ毛は剛毛なのだ。針金のように硬く、そして太い。そしてケツ汗が気になるようになる。なるほどな。ケツ毛にはケツ毛の役割・意味があったのだな。すまなかったケツ毛よ。興味本位で剃った私を許してくれ。

ケツ毛にも役割・意味がある

ケツ毛にもしっかり意味や役割はある。意味があるから生えている。ということを再認識した。ケツ毛にだって役割があるんだから、存在意義があるんだから、チンカスみたいな私にもきっと役割や存在意義があるよね。あるって信じてもいいかな。

森羅万象、どんなことにもきっと役割や役目、意味がある。例えそれが他者から見た時に無価値に見えたとしても、自身にすら価値が見出だせなかったとしても、きっとあるはずなんだ意味が。ケツ毛はそれを私に教えてくれた。

ありがとうケツ毛。そしてこれからもよろしくなケツ毛。