和田憲幸のブログ

札幌市白石区在住、個人事業のWebエンジニア 和田憲幸(41歳)のブログです。

コンピュータが先導する時代へ

私たちは今までコンピュータに教える役割だったんですけどね。

2012-05-29 10:24:04
入力時間 / 09:37

コンピュータはハッキリ言ってかなり馬鹿だ。オペレータが何かを教えないと何もできない。
しかし、そんな時代が今終わろうとしている。

このWiredの記事を見てほしい。
私はこの記事に未来を感じた。さすがHONDA!イヨッ!

こういった取り組みのみならず、今世界ではいわゆる「教育・学習系」のスタートアップが隆盛していることを賢明な皆さんは既にご存知の事だろう。人間が抱える多くの問題を抜本的に解決する手段は、「誰かの思考を情報によって変える」ことではなく「教育の品質を上げること」以外に道は無いと誰もが知っているからだ。

これらが何を指し示すか。
それは「人間がコンピュータを教育してきた時代」の終わりを告げる事に他ならないだろう。
「コンピュータが人間を教育する時代」の始まりである。

コンピュータには思想が無い。あるのは客観的な情報のみだ。そして情報爆発によってコンピュータが得られる情報量は甚大である。もはや一個人が一生涯をかけて得られる情報の何億倍もの情報をコンピュータは世界中のどこからでもほんの数秒で参照できる時代が来ているのだ。

もちろん人工知能が実現するわけではないから、「コンピュータが人間を教育するためのプログラミングを人間が作る」という行為に変わりはない。しかし確かに時代はひとつの変化を迎えている。これからは情報のイニシアチブをコンピュータがとる時代が来たのだ。

人間は感情やモラル、そして育った環境によって様々な価値観がある。
コンピュータはそれらすべてを払拭してアベレージによる価値を人間に指し示す事ができる。
これは誰もが成し得なかった平等な”常識”をコンピュータによって算出できる事を意味する。

ターミネーターを見た世代にはちょっと気味の悪い話に聞こえるかもしれないが、感情や個人的思想を排除して合理性によってのみ価値を導き出せる事に私は未来を感じる。人間がもっとも不得意として、コンピュータが最も得意とする分野にようやく技術とインフラが追いついた。

これからもIT分野からは目が離せそうにない。

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